前のエピソード――なんか謝られた....？

よし、とりあえず拓馬を呼ぶことにするか、俺は一旦教室に行き拓馬を呼び、数日ぶりに柔道場に来る(一応、部活中で柔道場には器具なども置いてあったが、部長に頼みどかして貰った、昼休みなので本格的な活動はしないが、部員で集まって暇つぶしをしているらしい)道中拓馬に武道の経験などを聞くと、実家が道場らしい.....なら別に俺に頼む事はなかったんじゃ？と思い聞いてみると、

「確かに、教えて貰ってるが、親父に教えて貰うの癪だし」

それでも普通女子に教えは乞わないと思うけど.....

まあ、過ぎた事はいいとして、組手だが俺は、投げ技のみ、拓馬は打撃、投げ、関節技、及び寝技有りにした、拓馬からも流石にそれは俺のことを舐めてるのか？と言われたが実際に組手をやったら手も足も出なかったことに悔しがり、同時に同い年の相手、しかも女子にハンデまでつけて貰って、ここまで差があるのかと戦慄したりしていた、実は同い年じゃないんだけどね？

ちなみに体格が細くなった分、原理はわからないが筋肉に阻害されず、しなやかな動きが出来て、尚且つ力だけなら前と変わらない、体重も45kg、前の体重が100kgオーバーだったので、その分の筋肉が圧縮されたと思えば凄いことなんだろうな....物理的にあり得ない事だ....単純に考えればメリットの方が多い、デメリットは消費カロリーなどの問題や、体格が違うので肉弾戦には向いてないことか....

などと自分の考察をしたがそれでわかるわけもなく昼休みも終わる時間なので教室に戻ることにした、