なんか謝られた....?
学園に登校して、いつも通りの授業が終わり、昼休みの時間になった、今朝作った弁当を持ち中庭に行こうと席を立つと、周りの女子がこの前みたくキャーキャーと騒ぎだした、一瞬足を止めたが特に興味がないので再び歩こうとすると、「石井さん」と、声を掛けられた、呼ぶ声に応じてそちらを向くと、何処かで見た事があるイケメンが立っていた、
「石井さん....であってるよね?」
「そうですけど....何か用ですか?」
「ごめん....この前ぶつかった時、謝らないで逃げ出して」
ここまで聞いてやっと思い出した....この前の奴か....
「別に気にしてませんよ?特に怪我も無かったですし」
とそれから俺は、しつこいくらいに謝罪してくる彼に適当に相槌をして会話を切り上げ、中庭に向かう、途中女子の視線が気になった、たぶんあいつは人気者なんだろうな、イケメンだし....
中庭で、ベンチに座り弁当を食べていると、
「石井さん、今一人なの?よかったら、僕たちと一緒に食べない?」
またもや聞き覚えのある声....顔を上げると案の定さっきの奴が立っていた、残念ながら弁当は食べ終える寸前、食べ終わった後は食後の運動も兼ねて拓馬との組手をしようと思っているなので断る事にした
「もう食べ終わるところですし、用事があるので今日は、遠慮しておきます」
「わかりました....今度はもう少し早めに誘おうかな....」
なんか言ってたが特に気にする事も無くその場を後にする。
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