全編に静謐なる死の気配が満ちてます。かつて死は純文学の重要なテーマでしたが、最近は己の繊細さをアピールする自己愛的なクズ作品が増えて、もはや見る影もありません。芸人に芥川賞を与えて大もうけしてる場合ではありません。こういう作品にスポットを当てない限り、もう純文は終わりでしょう。
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