作者ならではのリアリティがぎゅっと詰まってて熱い!

非常に面白い小説です。僕的にはもっと評価されて欲しい。数多のコンビニで実際に長年働いてきた作家さんだからこそ繰り出せるリアルなコンビニネタの数々。しかもそれを単なる蘊蓄だけで終わらせない緩急のつけられた物語としての組み立ての秀逸さはどうだ。終盤にかけての盛り上がりはどうだ。込められてる情熱の熱量が半端じゃないですよ。ぜひとも、コンビニ好き、バトルもの大好きの皆様に読んで欲しいですね! 何しろ相当な長編だけど読んでいくと引き込まれて時間を感じさせない。これだけの魅力的な登場人物がいるのにしっかりと書き分けられててそれぞれ活躍してます!