鹽夜亮

幼い頃の記憶は何故か美しいです。

拈圖ネンズ詩 こうありたいと思いながらここまで来た。振り返れば同じなようでちぐはぐに相違する。これからも時は流れていく、それだけのことだ。

それは悪夢にも似た、神秘の話。 私が冬に体験した、蜃気楼の話。

・即興 →ふと思いついたことを書く ・速筆 →思いついたままさっさと書く ・物語風味 →結果内容は意味不明なものになる可能性大

脳内で浮かんだ創作キャラクター達の会話を文字に起こしたもの 浮かんだものをなるべくそのまま文字にするので何でもあり。パロディ・メタ発言等々、どんなネタが出て来るかは予測不能

曖昧な季節に身を浸す僕と、地中で眠る君のお話。

黄昏時、薄暮、暮夜。 3つの空と時間、それは二人だけの世界だった。 過去の作品です。

夢を諦めた二人のお話。 書き殴りです。

彼が、私の記憶に眠っています。 きっと、両親の心にも眠っています。 毎日手を合わせて、彼に綺麗な水を捧げています。 海水じゃ、少し塩っぱいのです。 私たちの涙じゃ、少し塩っぱいの…

新型ウィルス蔓延で潜在患者数が増加傾向にあると言われる摂食障害。 『アノレキシアの百合』は、新型ウィルスが蔓延する前の平成後期を舞台にした物語です。 衣食住に何不自由ない若者を蝕…

歩いて、歩いて、歩き続けて、つまづいて転んだ。 私の旅路に灯る、1本の煙草。

歪んだ歯車が止まるまで。

その日々に、慣れてしまわないように。

透明とは、永久に閉じ込められた幸福の中にしか生きられない、標本化された繊弱な生命体なのか。 それとも、未来に拓かれる幸福を信じて生きる、発展と変化を怖れない強固な人間性の保持なの…

自分は何のために生まれたのか考える男の話。 自主企画「一人称・一文・1000字以上の小説を書いてみよう」のために書いたものであり、ぴったり千文字で構成されています。

記憶の作る夢、回り灯籠に魅せられる。

死にたい人の午前三時から午前六時の脳内の話です。

奇跡とも呼べる二度目の生、それはとても残酷なものだった。

その景色が好きだった。

目に見えるものだけが評価される世界で私は。

私の考えうるイメージを短編小説として披露します。 いや、瞬間で読める“超短編小説”です。 けれど、３０話しかありません。

僕は土に還りたい。 生まれる前の姿になって、正しい姿で芽吹いて、あの人の希いを受け入れる、優しい花に、なりたいんだ。 ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:* 焼き切…

自主企画参加作品です。よろしくお願いします。

脳外科のリハビリスタッフとして働く佐々木さんの体験談。 フィクションです。

和歌の難しい知識はありません。 吐露するように、美しい響きを三十一音に込めました。 気長に続けていけたらな……。

かなしみや空虚をテーマにした詩を集めてみました。 「光の詩」と対になる詩集。

エッセイのような自由律俳句 縦読み推奨です。

まもなく終わる世界で、帰るべき場所を探す「私」の物語。

時折重なる、生の『イロドリ』https://kakuyomu.jp/works/1177354054892260460

時折重なる、死の『シキサイ』https://kakuyomu.jp/works/1177354054892260471

月曜日の夕暮れのピアノ教室に、集う雛鳥たちの心の交流。 ♪♪♪モチーフ♪♪♪ 『ワルツイ短調 作品34の2』 フレデリク・フランソワ・ショパン作曲 『アラベスク第１番』 クロ…

居場所は楔、自分という存在をそこに縛るための楔なのだ。

私の形を決める布は解けた。 現れたのは不恰好な私だった。

夢に華が見ていた風景。

彼女は病室の天使、死にゆく者に夢を与える。

街灯もない田舎町、コンビニ帰りの私の話。

《こちらの作品はショートショート集「彩るアルバム」にも収録されています》 誰にでもあるはじめて恋におちる瞬間、それは散る花びらのように儚く美しい。 淡いピンクのはつ恋色に染まる…

更新がものすごく不定期になると思います… 各話をその時々で編集するので、時間を置いて読んで頂くと歌が増えてるかもしれません…… どこから読んで下さっても大丈夫です！

読書感想文みたいになっていますが、今の自分が感じていること・考えていることを、精一杯文章にしてみました。 読んで頂けると嬉しいです。

桜がその花を咲かせていたことを、夏になれば人々は忘れてしまう。 誰もが足早に、アスファルトの上を歩み去っていく。 そんな2011年7月の頃、わたしは親友に別れを告げた。 そうせ…

煙草と、あの人と、紺青のライター。 曇天に溶ける煙草の煙が、涙の雨を降らせるまでの、少しのお話。

凡人が音を生み出す時、そこには何かの死があったのかもしれない。五月は、そんな月だった。

曇天の空の色も、自分の涙の色も、彼の瞳の色も、知らなかった。 藍色の花だけが、私の全てだった。

暑苦しい満員電車で浮かんだ言葉達です。 タクシー運転手が海に連れて行ってくれる、夏の日。

貴方から溢れ出す愛に溺れる。

罪を犯してまで見たかったものはなんだったのだろうか？

彼は生きながらにして死んだも同じ。

狂い咲く花々に狂わぬ私を重ねて。

私は孤独を感じる。 ここは足りないで満ちた部屋。