椎野樹

【第6回カクヨムWeb小説短編賞・最終選考対象作品】 －短編（読了時間 約12分）－　 　超能力を持つ、三人のサイキッカー。 　アカ、シロ、クロの少女たちは、彼女たちにしか分…

小学生の頃、高村悠真は、担任の先生から、作家になる夢を諦めるように言われる。 しかし、諦めきれない悠真は、大学の文学部に進学し、そこで、坂戸澪という、同じく作家志望の女の子に出会…

自分の日常を描いていきます。 心の関係で不定期更新です。 ADHD、ASDの自分にできることなどがメインです。 全体的に重めです。 追記1) PV100超えました!! ありがと…

地上は瘴気に飲まれ、都市は滅び、貴重な資源を巡って《人型機械》マキナを用いた戦争が続いていた。 16歳の謎の少女ロゼは、漆黒の《マキナ》を追い、一人旅をしていた。 旅の道中、ロ…

男は金をもらい荒事を片づけるのが仕事だった。 道具は使わない。使うのは、己の拳。信じられるのはそれだけだ。 格闘ハードボイルド小説。

大雨が降る夜。日花和子の家に来訪者を告げるチャイムが鳴り響く。雨の夜の突然の来訪者に訝しがりながら玄関に行った和子は、玄関に子供の人影を見る。人影は言う。「ただいま」と。　覚えの…

●本作は18世紀ごろの欧州をイメージした舞台です。 罪人の娘ゆえに独りぼっちだった少女。彼女はいつも丘の上にある大木の下で同じ人物の絵を描いていた。 そんな少女を大木はただ見守…

　土方歳三。 　新撰組副長として歴史に名を残す彼は、現在の函館市若松町でその生命を全うした。 　これはそんな彼の最期の瞬間を描いた物語である。 　なお、土方歳三最期の地までは函…

大人気の稔先輩の近くにいるためだけに入った演劇部 私が舞台に立つことなんて出来るはずもなく、私に出来ることと言えば裏方作業だけ それでも、稔先輩の衣装作りを任された私は学祭に向け…

大晦日。免許を取ったばかりの十代の女性二人が向かったのは、人も車も通らない深夜の山道だった。 「ゆっくり練習したい。安心して走りたい」そんな思いから選んだコースは、あるものとの遭…

空が血に染まった赤い夜。少年は孤児院の前に捨てられていた。その少年の名はギルガメス。生まれながらにして呪いをその身に宿したギルは、体力に恵まれておらず、運動も大の苦手。しかし、一…

山奥の特殊な施設で育った少年、これは彼がどうしてその施設を出ることになったのか、その回顧録である

死因が不明の、奇妙な発作死が相次いで起こっていた。 札幌市で機器のセキュリティテストを生業にする南戸進は、 寺生まれで幼馴染みの刑事、田原道地と共に事件へ足を踏み入れる。

時は江戸。 天下泰平の終焉がちらつく時代に 陰陽術を使いこなす不思議な女、鈴音がいた。 彼女は、ひょんなことから物の怪や幽霊から 京を護れと仰せつかった新選組に手を貸すこととな…

　小説の執筆を趣味とする青年“有葉緑郎”は正月休みを使って一本の短編小説を書くことを考える。 　どうせ書くならば面白い方が良い。 　そして面白い小説を書くならば考えるべきは独創性…

世界最高峰の自動車耐久レースとよばれる「ルマン２４時間耐久レース」 １９９１年のその日、世界で唯一マツダだけが実用化に成功したロータリーエンジンを載せたマシンは世界の頂点に挑ん…

ぼったくりアンティークショップの店主イリスと、その友人であるアルファルド。そしてアンティークショップを訪れた客人の、時計を巡る物語です。

売れない絵描きの女の子と、売れないミュージシャンが同棲しながらじぶんなかきたいものを探す話

家庭教師のアルバイトをしている、大学生の澪。ある日澪は、自分の教え子が人気Vtuber“東間凪子”だったことを知り衝撃を受ける。いつもは無口な凪子が饒舌に語る動画を見て、親しくな…

男が電車から降りると雨が降っていた。傘を持っていないようで、男は改札口の前で立ち尽くすしかなかった── もし大切な人を失ってしまった時を想って書きました。

東京の八王子に佇む、お世辞でも綺麗とはいい難い外見の探偵事務所、【恐神探偵事務所】。因みに事故物件である。そのためこの探偵事務所の存在を知った近隣に住む専業主婦達は、暇を持て余す…

再就職に向けて、福祉事業所に通う、僕たちの、日常です。 フィクションです。

冬を間近にしたその時期、いかにもというような田舎娘が目に留まった。

掌編小説をまとめたショートショートシリーズです。 1から読む必要なし。 全話1話完結です。気になったタイトルをどうぞ。 再録あり。 （2020年5月28日　追加情報） それぞれの…