泡沫 希生

今回は掌編小説にチャレンジしてみました。 『市長の恋』『伊坂先生の結婚』の、伊坂先生のその後です。

同題異話七月号『コップの中の漣』参加作品 六月号『飴と傘』の続きになるワンシーンです。

ピンクの傘を貸してくれた、元気で可愛いお隣の少女。俺の心はいつしか晴れ間が見えて……。 例によって、一人ブラッシュアップ状態のショートショート。ご意見、ご指摘、お待ちしておりま…

　僕には、雨が降ると思い出す出来事がある。 　五歳の僕は、人影のない見知らぬ街に迷い込んだ。途方に暮れていたところに、蝙蝠傘を差して、飴を持った背の高い男性が現れ、彼に駅まで案内…

※「同題異話・六月号　　飴と傘」参加作品。

自主企画「同題異話・六月号　飴と傘」の参加作品です。小さな女の子と一匹のカエルの、ほのぼのした雨の日を楽しんでいただけたら幸いです。

　自主企画、『同題異話・六月号　飴と傘』参加作品です。 　初めて参加します。宜しくお願いいたします。

『春はまだ青いか』と『桜の降る頃に』の間のお話。これらを読んでない方はそっちを読んでからこちらを読むと面白いかと思います。 ※5/8追記：Twitterで仲良くさせて頂いてい…

仕方ないだろう。大人になったって出るものはでるんだから！

※現在参加中の企画、【同題異話・『春はまだ青いか』】の続編である、娘編になります。 なので、そちらを先に読んでからこっちを読むことをオススメします。 こんな『家族』のカ…

ちゃんと見えてる？ 奈月沙耶様の描く『カメリア』 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885401928

たった一度の、暴言の末路の話。

「相方」の母国アメリカに移住した関西人の「私」が暮らし始めた先は、東海岸南部に位置するバージニア州。『南部州』『旧自治領（Old Dominion）』と呼ばれるその土地で触れた、…

バレンタインデー。世界中で、銃弾や爆撃機の代わりに愛が飛び交う日。 いつか何処かで、本当にあった物語。 【関連作品】 ✳︎『いつものように』 https://kakuyom…

夜のフクロウと朝のニワトリの毎日の話。

自主企画「777文字ぴったり物語」様参加用です。 1週間って何日だっけ?

龍の巫女である私は、龍の産み落とした蛟に名をつけた。 美しき青―――シェンメイ。 当サイトに掲載されている写真、イラスト、文章の著作権は早瀬史啓に帰属します。無断での複製…

「人魚姫ってさ、ハッピーエンドやん？」 　やる気の出ない合コンで不意に聞こえてきた言葉に、私は思わず目の前の生春巻きを解体する作業を中断して顔を上げた。

　この道を渡った猫は、英雄なのだ――。僕はそう思っていた。 英雄になりたくて、なりたくて、そして僕は冒険に出るのです！ 　これは、生まれたばかりの子猫が一歩成長する、ささやかで…

友達に手紙を送るって、意外と照れくさいよね なんとなく、一話完結で書きたくて書いた短編。ササっと読める、はず！

いなばの白うさぎ、ってタイトルから思いついちゃったんですよう。ごめんなさい。 「小説家になろう」にも重複投稿しています。

愛野雫は極度の人見知りで、友達も殆ど居なかった。 幼少期は兄や律の後ろに着いて回るばかりで……。 しかし、唐突に訪れる大切な人の別れ。死去。 打ちひしがれていた雫に留めを刺…

少女は死んで、土の下に行った――。 そこでは、かつて死んだものたちが幸せに暮らしている。やがて少女はその暮らしの中で、あることを考えるようになる。 それは、少女が『本当の幸せ…

ひとしずくのおとぎ話。 とある小さな海辺の町に、一軒の小屋がある。 金色の園を抜けて、そこに向かう一人の少女がいる。 ――『大切な人』に会うために。

　小説を探すのに週間ランキングをよく見るのですが、新しくランキングに入った小説がどれなのかわからないので、わかるようにリストを作りました。 　申し訳ございませんが、敬称は省略させ…