過ぎ来し方を眺めてみた

作者 由海(ゆうみ)

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★★★ Excellent!!!

アメリカ合衆国と聞いて先進的でたくさんの民族が仲良く暮らしているなんていう幻想を抱いている人がいる。
それはアメリカのほんの小さな一面を見ているだけの事。
実際まだ億単位で白人誘導遺伝子、同性愛者廃絶、レイシストが渦巻く「多思想国家」。

その中でもおおよその日本人のアメリカへのイメージから大きく乖離しているだろう、南北戦争時の南部に属していたヴァージニアに作者様を住まわれており、その現状と生い立ちを教えてくれる大変興味深い作品。
是非ご一読を。

★★★ Excellent!!!

「愛があればいい」というのは、ロマンチストの陳腐な語り文句だ。なるほど、言うだけなら簡単である。
しかし、これを読んだ後ならば、軽く口にはできなくなるはずだ。
愛を認めるのも、愛を認められるのも、どちらも口だけではなく行動が必要なのだと、歴史を語るこのエッセイが教えてくれる。

★★★ Excellent!!!

アメリカの一面、けれども本質をついているエッセイです。

アメリカといえば、ポップでハッピーなイメージで憧れの対象でもあるけれど、「陰」の部分ももちろんあります。
ロサンゼルス暴動の例を出すまでもなく人種問題は今も日常に転がっているのでしょう。

そんな差別社会に一石を投じたカップルのお話が本作品に登場します。

「ただ愛のために」

作者さまとパートナーさまとのやりとりはとても微笑ましいです。そんなおふたりに紹介していただくアメリカの本質。
とても考えさせられるエッセイです。
ぜひ読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

 これは「誰かに校閲・しっかりとした(略」用のレビュとなります。

 情報開示の技術が素晴らしいですね。
 歴史が好きではなくても読み込んでしまうほど巧みでした。

 これ系の短編を1本の長編として書き上げて、これと似た本を出している出版社に原稿を送れば良いのでは? と思ってしまいます。
 少なくともこの短い物語だけを見れば、商業レベルに達しています。

 ただ私は門外漢ですので歴史的知識に深く切り込めません。もしかしたら、歴史学者にとっては突っ込みどころがあるのかもしれませんので、その点だけ注意してください。

 完成されていて、なにも言うことはありません。
 これからも頑張ってください!

★★★ Excellent!!!

 主人公が相方とバージニアを旅しながら、その黒い歴史にツッコミを入れる新感覚ノベルです。歴史が苦手でも全く苦がなく読めました。
 それでいてアメリカの歴史を知った気になれるのだから、これほどお得な小説はないです。
 歴史が得意だと時代物もファンタジーも書きやすいので、作者様が羨ましいです。
 それにしても、主人公の感想に相方が入れるツッコミは、本当に面白かったです。まるで漫才です。

★★★ Excellent!!!

アメリカ合衆国バージニア州――。
おそらく誰もが知っている州だと思いますが、どうやらバージニア州には観光用のスローガンがあるようです。それが「Virginia is for Lovers」

本文にもありますが、なんだかロマンチックですよね? 愛が絡む素敵な物語があるのかなぁ、なんて思って読み進めると、途中から「ワン・ドロップ・ルール」なるシステムが登場します。

このシステムがどうやら諸悪の根源みたいですねヽ(`Д´)ノプンプン

前述した愛が絡む素敵な物語もありますが、それ以上に「ワン・ドロップ・ルール」のせいで、とんでもなく悲惨で悲しい歴史がありました。

個人的にはかなりトリビア的な内容であり、食い入るように拝読させていただきました。

皆さまも是非、バージニア州について勉強してみませんか(⌒∇⌒)