つぎはぎ

タグにメリーバッドエンドと書いてあるように、人によって捉え方が異なる物語。 ただそのエンドまで持っていく展開は見事で、死んだ友人の不気味で不可解な自室を掃除するところからエンドまで…続きを読む

捨てるという行為をすると、案外すっぱり諦められる。諦めるということは可能性を捨てるということなので、そういうことなのだろう。 この物語に出てくる男がどんどんとゴミ箱に物を捨てていく…続きを読む

本当に大切なものは何かを認識させられる作品。 誰かの自己犠牲に甘えてはならない、誰かの自己犠牲を頼ってはいけない。相手のことをちゃんと見て、考えて、思いやって。 そんな当たり前なの…続きを読む

オチが面白かったです。
恋愛があって、ちゃんと笑えるコメディがあってこれこそラブコメという短編でした。

SF作品で技術の進歩による死の価値観の変化というのは、とても面白いテーマだが、珍しいと言えるものではない。 そんな中、この作品は死の価値観の変化を博物館という非常にわかりやすいもの…続きを読む

何が狂ってると言われたら、もう全てとしか言えないのだがとにかく狂っている。 衝撃でユーモラスな展開の数々に短い文字数でも、自分自身がこの世界に誘われたかのように感じる。 独特な世界…続きを読む

短編として丁度いいまろやかなコクのある作品。
丁度よく入り込める情景描写に、スッと明かされて秀逸なオチ。
しつこくない読後感で読みやすい作品です。

彼女がスイカになってしまったことが、何故か受け入れられている。まるでドラえもんのようだなと思った。 普通にいたら不思議なはずなのに、何故か受け入れらている。この小説はライトで、青春…続きを読む

個人的にAIを扱っている作品はAIが人間に反抗するなどの、悲観的な話が多い印象があるのですが、この作品はAIと人間が非常に仲が良くて明るい未来像を示しています。 AIも人間も笑って…続きを読む

これこそ短編ホラーという僕のイメージにバッチリハマった作品でした。
後これ長編でも行けそうですね。
長編にして文庫化したら多分買うと思います。