このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(142文字)
最後は、一体どうなったのか。短いけど、色々考察できそうな内容です。
なんて薫り立つ文章。本当に格好いい。そして最後の最後に明かされるオチの妙味。そして語り口。こう言う才能もカクヨムには存在してるのですね……。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(125文字)
短くまとめる、その難しさをものともしないで書き上げられた非常に秀逸な短編でした。起承転結ははっきりしており、加えてテンポよく話が進む為とても読みやすい作品です。
話し手が淡々とひとり旅の様子を語っていく本作。 冒頭から何やら怪しげな雰囲気を漂わせ、旅の話が進むにつれてその不気味さは増していきます。 聞き手に「きみ」を選んだ理由、それはぜひ本作を読んで確かめてみてください。
短編として丁度いいまろやかなコクのある作品。丁度よく入り込める情景描写に、スッと明かされて秀逸なオチ。しつこくない読後感で読みやすい作品です。
上品で優雅な語り口の「ぼく」の訪れた奇妙な村の情景、そこで起きた顛末、更には秀逸なオチにまで、まるでその場に居るような臨場感があります。なんだか質の良いワインを飲んだ時の様な、気持ちの良い読後感がある作品です。
軽い語り口で始まり、そこからの思い出話に傾聴させられました。そして最後には「してやられた」と私に引き込まれましたね。二人称の形式にあまり馴染みはなかったのですが、読後すぐに冒頭に引き返し、最初からそうだったのか、と思わず言ってしまいたくなるような。すっ、と読めて非常に満足度の高い作品でした。滅茶苦茶面白かったです。
短い文章ながら、起承転結がしっかりとある作品。物語前半で感じた違和感をしっかりと伏線として回収されており、”あっ”と言わされた。
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