短編として丁度いいまろやかなコクのある作品。丁度よく入り込める情景描写に、スッと明かされて秀逸なオチ。しつこくない読後感で読みやすい作品です。
SFとホラーが好きです
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(125文字)
話し手が淡々とひとり旅の様子を語っていく本作。 冒頭から何やら怪しげな雰囲気を漂わせ、旅の話が進むにつれてその不気味さは増していきます。 聞き手に「きみ」を選んだ理由、それはぜひ本作を読んで確…続きを読む
上品で優雅な語り口の「ぼく」の訪れた奇妙な村の情景、そこで起きた顛末、更には秀逸なオチにまで、まるでその場に居るような臨場感があります。なんだか質の良いワインを飲んだ時の様な、気持ちの良い読後感が…続きを読む
造語のタイトルが魅力的な短編。主人公が友人を招いてとある村で過ごした夜の出来事を話すのですが、これが思わず「ひい!」ってなっちゃう。伏線回収が中々良くて、物語の結末は度肝を抜かれました。…続きを読む
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