ご縁があり、この物語に出会いました。読み終えましたので、レビューさせていただきます。
小説投稿サイトのオフ会で、「恋愛小説のハッピーエンドが嫌いだ」と主人公が言い出すところから物語が始まります。
その後で行われるのは当然、何故嫌いなのか、と言う問答。何がいけないのか、作品に大切なのは何かという話が広がっていき、そして最後にはまさかのオチが……続きはもちろん本編で。
会話が主体のこの物語は、創作についての様々な意見を見ながら、テンポ良く読み進めることができます。
特にオチは必見。絶対に良い意味でやられます。
他の皆さまも是非読んでみてください。
とある小説サイトのオフ会で、「ハッピーエンドが嫌い」だと呟いた主人公。
顰蹙を買うのではないかと思いつつも、「どうしてか」と隣の女性に尋ねられ、その理由を述べます。
「ああなるほど!」と同意を示す女性。
うん、君たちの言いたいことはよくわかる。
最終回になるとフラグも何もなく途端にキャラが次々に結婚し始める長期連載漫画、ほとんどそのトリック運任せじゃね? というか、そんなで人殺さないでよ! な推理小説、チート俺スゲェェェの異世界転生若しくは周りの人間のフラグ乱立なのに全く気づかない最早悪役してない令嬢とか、まあ色々言いたいことは分かるが、しかし!
き み た ち に は い わ れ た く な い!!!
と、笑いながら叫んでしまいました(笑)