何が狂ってると言われたら、もう全てとしか言えないのだがとにかく狂っている。衝撃でユーモラスな展開の数々に短い文字数でも、自分自身がこの世界に誘われたかのように感じる。独特な世界観と奇妙な怖さを体験したい人におすすめの短編です。
短編をあげます。
『ムンクの叫び』のようだ。夕闇から夜へと抜けても。また夕闇に戻るのだろうか。徘徊する。彷徨い続ける。狂気ならば、むしろ救いか。これが魂の姿なら、どうだろう?鬱のときには読んじゃダメ!…続きを読む
すごい世界観です
物語は学校からの帰り道を綴っているだけなんだけど……コワイ。具体的な描写なのに不可解な流れとなっていて、だんだんと不安になってきます。ザワザワと心が落ちつかなくなるホラーで、絵のような世界観…続きを読む
小説としての体系を丁寧に保ちつつ、極めてシュルレアリズムな描き方で世界観を構成している作品です。文体は冗長でありながら、読み手を引き込む不気味な魅力を帯びています。読んでいるうちに、”牛乳”、…続きを読む
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