清瀬　六朗

　どうも。こちらは、同題異話主催者のわたくし、夢月七海が、参加作品を読んで、その感想を書く場所です。 　タイトルには意味深に、「三丁目」とありますが、私が主催する同題異話は三回目…

――天涯山主を殺せ！ 不老不死に執心すると噂される凌国の王。王直属の闇組織・蜘蛛の一員である青嵐は、病床に伏した王に呼ばれ、そう命じられた。 天涯山とは天神、天仙が棲む雲上天と…

居酒屋で気づいた妄想。 玉木宏だけが玉木宏なんだと、自衛隊の男は言った。 （特にストーリーはありません。つぶやきです。創作論について考えていたら、こういうものが書き上がりまし…

小説、エッセイ、マンガに絵本。画集や写真集まで。 好きな本を気ままに読んだ感想を、気ままにつづるお気楽読書録です。

【あらすじ】 フランス革命は成った。しかし革命政府は混迷し停滞し、そのため司法や行政を「効率的」かつ「合理的」に進めるために、「公安委員会」なる組織を設置。これを取り仕切るのが、…

短編こわ〜い話コンテスト　応募作品。https://kakuyomu.jp/contests/sarf_contest_2024/detail ◆ 木曽三川の治水の歴史から。 こ…

【KAC2024】色 注）なんちゃってSFです。 人類はある時から、色彩を認識する能力を失った。 地下に建造されたコロニーで生まれ育った少年・煌夜（こうや）は、色を認識できる…

テーマ『はなさないで』の予定でしたが、 ちょっと違う気がしたので寝かせて推敲してました。 1985年3月。 KAC20244の『ささくれに絆創膏』の二人のその後。 『ささくれ…

　周期的に会う一組の男女。奇妙な会話を交わしながら、朝の町を歩く。 　KAC20246の「トリあえず」がテーマの作品です。 　よろしくお願いします。

大学で同じゼミ仲間の鳥井の家を訪れた「俺」は、変わり果てた鳥井の姿に驚愕してしまう。なんと、鳥井の頭だけが鳥の姿になっていたのだ。 俺はとりあえず、そうなってしまった原因を突き止…

トリは、某小説投稿サイトの愛されマスコットキャラ。 今日は運営が出題するお題の発表日。 投稿された作品を読んでいくトリだが……

ことわざにちなんだ一匹のまぐろ君のお話

親友の花ちゃんは、魔法が使える。そう確信した「あたし」はある日、花ちゃんを問い詰めてみた。 すると花ちゃんは「他の人には絶対に話さないでね」と言った後、ある呪文を教えてくれて――…

小さい子はすぐにどこかに行ってしまいます。 だから、母親がぎゅって手を握る。 ５分で読めるショートショート。 隙間時間にどうぞ。 KAC「はなさないで」参加作品です。

オーコーネルが、衛星の通信障害の復旧を行い、帰ろうとすると、宇宙服に不思議な物体がくっ付いていた。

俺は元現代人である。名前は思い出せない。 常日頃から日本企業で社会人として働いてきた俺は、ひょんなことから死んだらしい。 なぜ死んだのかはわからないが、そんなことどうでもいい。 …

　ささくれで思い出す、五十年前の「わたし」の失恋。 　KAC20244の「ささくれ」がテーマの作品です。 　八百文字ぴったりになりました。よろしくお願いします。

KAC20244です。 異国情緒？

スマホの調子が悪いので、店で見てもらうことにした。予約とか面倒くせえので、予約なしで行ける店を探したら、孤島店というのがあった。 鳥居で囲まれた不毛の島にある携帯ショップには、…

テーマ『ささくれ』 1984年の初夏から夏にかけて。 複雑な家庭環境。男の人が怖い、早瀬優実《はやせゆみ》。 中学三年、春からときどき見かける男子にシンパシーを感じていた。 …

舞台は古代の王朝時代。国を治める大王が病に伏し、次期大王を決める争いが起こり、主人公、葛城玄理の友人、武内美夜部が命を落とす。物語はそこから始まる。 死んだ美夜部の霊魂が天に昇る…

KAC2024第４回お題「ささくれ」 ◆ ①ささくれだったぼくのこころを 　きみがやわらかくつつみこんだ ②走っているときだけは、ぼくは別人になったらしい。 ③先輩は、わたしの憧…

伯爵家の秘宝はそれはそれは貴重な物ばかりです。 なのに・・・

とある勇者がダンジョンをクリアした。その情報を手に入れた男、ロジャーは早速行動を開始。いつものように、勇者が踏破したばかりのダンジョンへと急ぎ赴く。 そんな彼の行動には、ある目的…

東京のひと夏の終わり、あかねは姉の百合子の怪我により、突然お見合いの身代わりを務めることになる。緊張と戸惑いの中、彼女は自分の正体を明かす勇気を見せる。その正直さが、相手の涼真さ…

KAC2024第３回お題「箱」 ◆ オトメにとっての癒しとは？　きゅん♪してたいの、いつまでも！ 夜中にひっそり　王子さまに会いに行く…… ◆ ランクイン>>恋愛。日間３位＆週間…

その村では春になると、髪や爪を神産みの箱に捧げる風習があった。 そうすると梅雨ごろに神様が生まれ、村に喜びごとを運んでくれるのだ。 しかし、今年は異形の神が誕生してしまう。 神…

　ネット上でまことしやかに語られる怪談話。その中の一つに、「子供の頃、親と住宅の内見をしていた時の体験談」というものがあった。 　KAC20242の「住宅の内見」がテーマの作品…

転勤を機に引っ越すことになった安田家は、二月下旬から物件探しを開始する。ここ最近隣人の騒音トラブルに悩まされた経緯から、隣と接している面の少ないアパートの物件を物色するも、引っ越…

【KAC20242】「住宅の内見」 彼は、自分の住める家を探して、内見を繰り返していた。しかし、実際は内見まで至らず、外から眺めるのみ。 ある日、やっと家の中に入れてもらうこと…

オンライン内見で、超級高層マンションを訪れた不動産屋たちの戦いの記録。 新基準の超級タワマンを登り切れ！

異世界に転生直後、中２病を発症したぼくは、つい言ってしまった。 「俺の経歴？とある場所で特務機関・自宅警備兵団に所属していた」

【KAC2024】「〇〇には三分以内にやらなければならないことがあった」参加作品 森山昴は、大学の入学試験を受けていた。 しかし、試験終了の三分前、マークシートの解答欄がズレて…

～第１回お題「書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』」への応募～ 作品タグに　KAC20241　をつけて作品本文の文字数800字以上で投稿する。 ◆

囲碁の対局での一幕。 残り時間が五分となった鮎原三段は最善の一手を探す──。 書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』 こちらは同じキャラが出てくる…

前中後篇で完結。 柴田恭太朗さんの三題噺♯54 お題：「広告」「元素」「陰謀」 以下概要 --------------------------- この三つのキーワードを作品本文中…

　北の大陸にある聖地で暮らす少女・パピリオ。くだらないことを愛し、見えないものを視るが故に孤独だった彼女は、風変わりな旅人と出会う。 　そして、パピリオの新しい家に迎え入れた一つ…

本当なら今頃は駅にいないといけない時間なのに、お布団の中にいる。 そんな状況でも一発逆転できる方法があるんです！？

『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』と 『全てを破壊しながら突き進むバッファローの群れ』のお題で書いたものです。

ポッサムは仲間の命を守りたい。

【あらすじ】 1795年10月、パリ。革命暦でいう葡萄月（ヴァンデミエール）、王党派は蜂起し、時の革命政府を仕切る熱月（テルミドール）派を打倒しようとしていた。 熱月（テルミドー…

ぼくの名前は『環琉』と書いて『めぐる』と読む。 彼女の名前も『環琉』と書いて『めぐる』と読む。 これは運命としか言えないだろう！！！！！！！！！

人生で初めて猫を飼った。 だが、相手は生き物。何もかも理想通りというわけにはいかない。失敗もあった。 そんな黒歴史を、恥を忍んで綴ってみる。 ※排泄物や怪我の描写があります。苦…

「からすき星」とはオリオン座の真ん中の三つの星をさします。 犀川　よう様の企画に参加させていただきました。 ぎゅっと真一文字に結んだ私の口元から溢れた言葉。 俳句、短歌、詩。 共…

お題で書くショートショート短編集。お題は各話の最後に。 繋がりのある話が複数ありますが、語り手や時系列などがランダムのため単品で読めます。1話完結。 ※毎夜19時にお題が提供さ…

全８話。 ◇ ・俳句・短歌・詩、統一のお題は「星」 ・俳句、短歌、詩、それぞれ単体でのお題は、俳句「転」、短歌「一杯」、詩「肌」https://kakuyomu.jp/user_…

砂子は孤高の女である。 番外編として「犬の話」も載せました。ダメ犬と呼ばれた犬は、たぶん幸せだったという話。 ※カクヨム文芸部公式自主企画「猫好きに刺さる小説・エッセイ」応…

クロノヒョウさんの企画用の三篇です。 「セブンデイズチャレンジ」企画 https://kakuyomu.jp/user_events/16818023213499017272 …