人見 鳴海

人外の脅威である魔物を唯一打ち払える神器をもち、二人の男女が乱世を旅するというストーリー。神器は単なる武器でなく、権威の象徴でもあり様々な策謀に二人は巻き込まれることになります。魔…続きを読む

王宮は燃え、残された王族は双子の王子の片割のみ。あの日一体何が起こったのかーー。本作の舞台は中世風で、魔術師などが登場しますがWEB小説にありがちな能力バトル系でなく古き良きハイフ…続きを読む

第一部までの感想です。本作は人物描写にその良さが詰まった作品だと思いました。子ども達は無鉄砲さや精神的未熟さを、大人達は寛容さや狡猾さなどを相応に持ち合わせていて、各人の動機に違和…続きを読む

まず良い意味で最近のWEB小説らしくない文体描写の作品で、商業作品や1990年代ライトノベルを読まれていた方なら読みやすい作品です。物語の中心は破滅を予感させる予言を背負う一人の少…続きを読む

救世の旅をする聖女が求められるようなシリアス寄りのファンタジー世界を舞台に、これまたシリアス寄りなストーリーが展開していく硬派な作品です。二人の主要人物の内面がしっかりと書かれてい…続きを読む

WEB小説の潮流で言えば転生系の異世界ファンタジー。ただし承認欲求の代替かのような安易なチーレムは無し。 劣等感や孤独感を抱えていた主人公が、異世界での出会いと経験を通じて前を向き…続きを読む

本作は魔法設定が細かく、Aという図形にBという文字をあわせて「魔法A-B」を起こす、といった具合に魔法という技術についてロジック的な説明をしています。主人公が少しずつ色々な魔法を覚…続きを読む