概要
神器は神の意志、されど彼女の意志は彼を選ぶ
光と闇の二柱の神が調和と秩序をもって生み育てた世界に、混沌をもたらす魔物。神器とは、その魔物を打ち払うために、神が世界に顕した意志。
辺境の村で魔術師に育てられた少年アゼルは、記憶を無くした少女セリスを助けた。村が魔物に襲撃された時、セリスはその秘められた力を目覚めさせ、一振りの剣をアゼルに託す。
そして少年と少女は、自らの力とその存在の意味を知るために旅に出る。神の意志を巡る苦難の旅路は、二人に何を見せるのか。
辺境の村で魔術師に育てられた少年アゼルは、記憶を無くした少女セリスを助けた。村が魔物に襲撃された時、セリスはその秘められた力を目覚めさせ、一振りの剣をアゼルに託す。
そして少年と少女は、自らの力とその存在の意味を知るために旅に出る。神の意志を巡る苦難の旅路は、二人に何を見せるのか。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!神器と人の意志が紡ぐ物語
人外の脅威である魔物を唯一打ち払える神器をもち、二人の男女が乱世を旅するというストーリー。神器は単なる武器でなく、権威の象徴でもあり様々な策謀に二人は巻き込まれることになります。魔術などのファンタジー要素、国、風土、勢力争いなどの戦記要素、どちらもよく練られていて物語に入り込んでしまいました。しかしなにより魅力だったのは主人公達でした。人助けをしながらも常に悩みや葛藤を抱え、苦境に陥りながらも前へ進んでいく姿が良かった。WEB小説にありがちな半を押した薄っぺらい人物描写とはかけ離れていて、実に硬派なファンタジーを読ませて頂けた事、感謝です。