入江九夜鳥

コメディやコントでよくある、本人は大真面目にやってるんだけど側から見れば滑稽極まりない 、の典型例ですね。 冬、深夜に遭難、濡れ鼠となれば確かに命の危険ではあるのだけど、その舞台…続きを読む

蜂蜜のように甘く、苛烈なまでに厳しい主人公。 母の導きと与えられる試練に、過剰なまでにやり過ぎさの花を咲き乱れさせる。 その一方で事あるごとに迷い、間違い、失敗に恐れ慄く。 そうい…続きを読む

物語はある朝、中学生の妹「藍」が分裂したことから始まる。 自分でも何書いてるのかわけがわからないが、事実そうなのだから仕方ない。 妹は一晩ごとに倍に増え、主人公で兄の葵は妹の世…続きを読む

ネット全盛の今、小説なり漫画なりを書いて発表できることが昔に比べ遥かに簡単になっている。 その最先端がこの「カクヨム」だったり「なろう」だったりするわけだけど、その点でラノべとい…続きを読む

とても静かで、仄暗い。 作品冒頭にあるこの一文が、この作品の魅力を全て言い表している――と、最初に思ったことがそれでした。 手を伸ばすのに届かない、確かにあるはずなのにどこに…続きを読む