ぐるりと捩れる

分類としては会話劇の類で、人類vs.魔族というわかりやすい構図なのでするっと話に入り込めます。
勇者に蹂躙されるものの登場しなかった魔王、その勇者の凱旋を背景に、捕虜となった魔族は告白を開始。
魔族側の作戦が顕になるにつれて、「ああ、そういうタイプの魔王なのか」と納得。
非常に面白い物語。
敢えて指摘するなら、魔族側が潔すぎ、ってところでしょうか。
読んで損はない良作です。

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