本日投稿分で第10章は終了となります。
間話を挟み、そのまま第11章へと行きます。
マユは何も知らずにこの世界に来ましたから、ここに来て初めて
「自分を待ち受ける暗い未来」
の可能性を実感し、戦慄するのですが。
巷のこの「ゲーム世界にやってきた」系の主人公は、「自分のよく知っているゲーム」に来ていますから、最初から分かってるんですよね。どういう行動をしたらその結末になるかを。
そりゃ全力でフラグを折りに行くだろうなあ、と実際に書いてみて妙に納得したのでした。
ヒーローとのラブラブエンディングなんかどうでもよくなりますよね。恋愛より命が大事でしょう、そりゃ。
あとは、それって精神衛生上酷そうだなあ、と。
だって選択を一歩間違えたら人生詰むんですよ。心休まる暇なんかないですよ。気が弱い人だったら狂っちゃうかも。
……となると、主人公はある程度図太くて逞しくないと駄目だろうなあ。
あ、そう言えば、実際に断罪されてから初めて記憶が蘇る主人公、というのもどこかで見たことがある気がしますね。
つまりゲーム上ではエンディングを迎えたあとから物語が始まる、ということになります。
これだとフラグを折りに行く云々は関係なくなりますね。
……でも、だったら前の記憶がある必要性もなくなるような? それを生かした上で話を創るとなると、結構難しそうです。きっと上級者向けですね。「悪役令嬢+追放+ざまあ」ですし。
と、何となく感覚で喋ってみました。( ̄▽ ̄;)(←よく知らない)
そんな訳で(どんな訳だ)相当長くなってしまった『収監令嬢』ですが、読んでくださっている方々、本当にありがとうございます。
完結までお付き合いいただければ嬉しいです。
……長いですけど! 何卒~~。m(_ _)m
※21:00追記
『トイレのミネルヴァは何も知らない』が本日16,000PVに到達いたしました。
もう無理だと思っていたのでとても嬉しいです。
改めて読んでくださった方々、ありがとうございます。