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『収監令嬢』魔獣に関するどうでもいい裏話

さて、魔獣について。d( ̄▽ ̄*)
本日更新した内容のように『収監令嬢』では13体の魔獣が知られている訳ですが、全部独自の名前をつけてあります。

ただこれ、本来はものすごく効率が悪い。( ̄~ ̄;)
ファンタジー小説やゲーム世界では『フェニックス』『フェンリル』のように空想の生き物が出てきますが、これらって便利なんですよね。
あんまり詳しく説明しなくても、知ってる人ならどういう生き物か、それを見てどういう印象を抱くかという、ある程度の「共通認識」があります。非常に言葉の効率がいい。
だからそういう「皆がある程度知っているであろう」名詞を使った方が絶対に読者にイメージが伝わりやすいですし、お得なのです。(いくつか拾い読みした作品もだいたいそのまま使ってた。説明なしで)

ただですねー、肝心の私がよく知らないんですよ。"(-""-;)"
魔獣を出すにあたり、まずwikiの「空想の生物一覧」をググりまして(いやはや知らん名前だらけだった)、次にそれぞれの項目をググりまして
「はー、こんなのがいるのねー」(・_・;)
と思いつつチョイスしたはいいのですが、恐らく私より読者の方がこれらの生き物について詳しいと思われる。(詳しい人はめっちゃ詳しい)

そうすると、私のテキトー理解では
「いや、フェンリルというのは本来こういう生物だから何か違う。こういう扱われ方はおかしい」
みたいなですね、私と読者の方との間の認識の齟齬が出そうだな、と思ったんですね。

で、私は勉強とか詳しく調べるのとかは嫌いなので(笑)
「それだったらあくまでベースとして参考にするだけで自由に決めちゃった方が早いな。だとすると一応別物ということで独自の名前を付けた方がいいな」
ということで、ネタ元の名前を参考にしたりしなかったりしつつ、自分で名前をつけました。
まぁ別に、覚えてもらわないといけない訳でもないですし。( ̄▽ ̄;)

そんな訳で、月光龍を除く12体の魔獣には、すべてネタ元になっている空想上の生物がいます。
『フェルワンド』は『フェンリル』ですね。
残り11体、何を元ネタにしたか分かりますか? d( ̄▽ ̄*)

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