新代 ゆう（にいしろ ゆう）

プライベートを愛する全ての人々にこの小説を捧げます。 誰もが経験したことのある日常の悩みに我慢ならなくなったので書き殴りました。

警告 本作には不穏当かつ非常に不条理な内容のみ存在し得ます。それでも良いという方のみ、この先にお進み下さい。

これは私が実際に経験した話です。 いやー、こんなこともあるんだなー。

普段はハッピーエンドが好きなのに……何故かバッドエンドになってしまった、そんな物語です。救いがないのが苦手という方はごめんなさい。m(_ _)m

彼氏が浮気しているかもしれない、そう友人から相談される主人公。 的確なアドバイスもできず、いつの間にか思い出の深大寺に向かっていた。

風邪を引いてしまった同級生の後藤のところへお見舞いに行った廣岡七海だったが、どうやら彼はだいぶ自堕落な生活を送っているらしい。そんな彼のことがなんだか放っておけなくなってしまい―…

27歳OLの私――夏井空の家には近所の公園で拾ってきたヒモ男の裕人が住んでいる。 裕人は働かないし、ずっと家にいる。 でも私はそれをとても心地良く感じていて――。 尾岡れき様、…

親友の彼女を好きになってしまった主人公が 彼女の一言で人生が変わっていく 彼女が俺に与えてくれる物はかけがえのない物 ばかりであった彼女の為に俺は小説を書き続ける。

ハンセン病を患う少女は、病気を移すことを恐れ家族とすら関係を深めることを拒んでいた。 そんな少女の前に「ハンセン病は移らない」と断言した、若き医者の卵である青年が現れた。 少女と…

近代の日本には言葉を司る都市がある。そこが「ムサシノ」。文学都市の顔を持ちながら、言葉に関する一切を管理する、公的機関としての役目も担っていた。 【第二回角川武蔵野文学賞　武蔵…

読み切り短編集。 少女が育った京都の町は、幻想的なもので溢れていた。 思い出を、ひとつひとつ物語として紡いでいく。

　大正末期に没落したさる資産家の屋敷には、女狐が妖艶な娘に化身して働いていた――没落の遠因となった出来事に関わっていた件の妖狐は、果たして毒婦だったのか。 ※残酷描写はございま…

彼と過ごす時間は幸せだった。 気持ちのいい朝から始まる何気ない日常は、きっと忘れられない思い出になる。 私は今日も、笑って彼を送り出した。

※本作は家庭内暴力をテーマにした児童文学です※ 　閲覧の際は十分に気をつけてください。 　成績優秀、スポーツ万能な兄を持つ勇気。 　幼いころから年の離れた『おにぃ』に言われてい…

溺れている人って。 なんだか、「とくべつ」みたいで。 ＊ どうも皆さん、初めまして。そうでない方は再び拙作に足を御運び頂きありがとうございます。萩原稀有です。 カクヨ…

『黒髪長髪の幼なじみと旅する話が読みたいです』と『お題「崇拝される飲み物」』によせて書きました。

生まれつき目が見えない病気だけど、それが音楽と出会い、不幸ではなく不便だけだと、音楽で訴る！

幼馴染が好きな男のどこにでもある恋のお話。 短編です。一話完結。 ※横書きで読んだら思いの外、読みにくかったので行間開けの改行修正しました。内容に変更はありません。 小説…

雨の音のリズムが鼓動のように感じられるのは、傘の下が、ふたりだけの世界だからだと思います。 体温が、とても近いのです。 互いが生きていると実感できるほどに、呼吸による肺の収縮と皮…

カピバラの短編。 翼の折れた悪魔と、輪っかの欠けた天使が出会い、果てなしの空を目指す。

紀行ライターの荒祭は怪奇な伝承がある山の情報を得て、長野県に向かう。 不穏な空気を感じながらも山を登り、テントの中で夜を迎える事に。 やがて辺りの様子に変化が生じ始め…… 目…

魔王を倒した俺が、仲間から言われた言葉。それは、「君はもう洋ナシだ！」。えっ、それ、用なしじゃなくて！？ どうやって解くのこの呪い！？

　神父のジャックは、志を持ってグレイス孤児院を作った。身寄りのない特別な“チカラ”を持った子供たちを引き取って大人になるまで守り育てる！　……予定だった。 　これはジャックの日…

中学生時代の恩師と、還暦同窓会をきっかけに親交が再開しました。本作は旅先での日記をベースに、恩師に手紙を綴ったものです。 文頭のfloccinaucinihilipilifica…

大学に入学して直ぐに、僕は隣人のお姉さんと奇妙な出会いをする。 そのとある夜のお話。

生まれつき病弱な私は部屋で過ごしてばかりだった。 子供の頃、ある年の夏。私の部屋に白い子狐が通ってくるようになった。 © 2021 Tsuchimikado Hibiku

長生きすること、それはとても幸せなことに聞こえます。 戦争について語ること、それはとてもきれいなことに聞こえます。 本当にそうでしょうか。

死んだ父が、映画人となった理由には、 一人の天才映画監督の姿があった。

パンデミックの今この時に、あなたのアバター作りましょ。

お盆休みの帰省を嫌がる父を残して、僕と母は例年どおり田舎へ行った。霊迎（たまむかえ）という大切な行事があるからだ。僕と従弟妹たちは死者の魂をいっとき招き寄せるための触媒なのだが……

『【第5回】三つのキーワードで小説を書いてみませんか【「バカップル」、「天然」、「方言」】』によせて書きました。

学校からの帰り道、交差点にさしかかった少年は、横断歩道を渡っている途中で影の世界に迷いこんでしまう。空は真っ黒、地面は真っ白、人々は黒い影で顔もわからない。そんなありふれた迷子の…

あんなにも愛していた妻が先立った 途方に暮れるぼくを支えてくれたのは、彼女のお姉さんだった ぼくらはやがて、互いを好き合って再婚する けれどそのときから、部屋の隅で骨壺が鳴き始め…

2020年12月にTwitterでバズった「これはフィクションです」というフェイクホラー作品。その発表から半年後、その作者が失踪した。 本稿は「これはフィクションです」に関する情…

夏休みも今日で最後。 何も思い出も残らず終わるのが嫌で、私は家を飛び出した。 この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません

深い海の中、わたしは物思いに耽る。 ずっと一人で。わたし自身を忘れながら。 とても簡素で表面的な海のお話。 海のことなんて、文章にはとても変えられないのだから。

作者の堕落により字数制限1000文字以内という制約を付けられた状態で頑張って目標の魔物を討伐しようと頑張る勇者、アクス・グランスとその仲間達の奮闘劇！ 彼らに待ち受ける明らかな字…

絵を描くことが大好きだけれど絵が下手な小学５年生の草田真理は、絵が上手い後ろの席の松下花音に絵が下手だと言われ、バカにされてしまう。 絵を描く気力が失せる中、唯一絵を見せられる大…

帰りの会で側転をしてる不審者が増えてるとの話があった日の帰り道に少女達が目にしたものとは……。 障害と差別を巡る物語。

運転する女性と、後部座席の男性、駅まで送られるまでの間の二人の話です。

そこは合法も、非合法もある深夜の秋葉原。 深々とふける夜の街。イルマとキルアは”秋葉守”として夜市に迷い込む一般人を平和な世界へといざなう。 肝試しが大好きで怖いもの知らずに秋葉…

足が動かなくなって、神さまに仕えている人。 静かなその人は、神様を信じているのだろうか？ 子供だった私には理解できないだろうと思ってその人はポツポツと語り始めた。

魔女は魔物を生み出す、恐怖の象徴である。 聖女に選ばれたパン屋を営む少女フェリスは、授けられた聖剣を手に魔女の討伐へと向かう。 果たして彼女は無事に魔女を討伐し、この世界を救うこ…

男が言う悪魔神がどの様な概念か分からないがそれに近い存在では俺は無い。 日本語で言えば悪霊小悪魔ジン精霊と言った言葉が近い筈だと俺は思う。 作者的には純愛もののつもり。 グロシ…

　平凡な青年が、ひょんな事から美少女の危機を救う。お礼に恋愛を叶える…と言う美少女は、実は異次元から来た無敵軍団の司令官だった！ 　ところが彼らは『恋愛』という概念が無く、あら…

しばしの静寂ののち、有機的な何かが規則正しく当たることで鳴る、あのどうも場にそぐわない、渇いた音が響いた。 ＊ 皆さん初めまして。そうでない方は拙作に再び足を運んでいただ…

ちょっとした習作。たぶん青春SFです。

世の中には、雨が降りにくく年中乾燥している地域がある。 では霧が発生したら？

最近、増えてますよね。 注文の多いお客さん。 でも、その注文、ますます増えるかもしれませんよ。