アドベントカレンダー企画の連載もいよいよ残り一週間になりましたが(12月は本当に日が流れるのが早い)、クリスマスものの短編をもう一作、第2話まで投稿しました。
クリスマス・イブの日に小さな町の駅で起きた出来事。
現代ファンタジーとしましたが、雰囲気的には文芸寄りかなと思います。
全3話で7000字くらいになります。
クリスマス・カロルの向こう側(全3話)
https://kakuyomu.jp/works/16818093089585478751
一人旅の途中、ある小さな町に泊まることになった私は、終列車の去った駅で学生服姿の若い男女二人組に出会う。この駅の二階で、「サンタクロース組合」の事務局の仕事をしているのだと彼らは言った。その出会いがもたらす、奇跡と救いのことを何も知らないままで、私は彼らの部屋に足を踏み入れる。
アドベントカレンダー小説のほうも、あと一週間なので残り7話です。
ケーキ売りのビネット・ファリンと、闇に沈んだクリスマス・イブ ~アドベントカレンダー2024~
https://kakuyomu.jp/works/16818093087917421982
世界を滅ぼしたあの戦争も遠くなり、復興の象徴である大都会は目覚ましい発展を見せていた。街がひときわ輝く降誕祭の季節、ビネット・ファリンは大嫌いな金持ち相手のケーキ売りの仕事につく。そしてイブの夜、その大都会を大きなトラブルが襲った。
(写真は先日買い物で訪れた、奈良市高の原のクリスマス風景です)