連載中の長編レトロＰＣ青春小説「ＰＣ－１９８７ ～弱小パソコン部のデジタルな青春～」、クライマックスに当たる文化祭パートの第４章を終えて、昨日投稿した「＃６０ 大不祥事、ご禁制のイラスト」からは最終章に入りました。
文化祭パートは終わった、と言っておきながらなんなのですが、最終章は今度はライバル南高校のほうの文化祭が舞台となります。
城崎前副部長たちが何をやらかすのか、順たち北高校のパソコン部がそこにどう関わるのか、お楽しみに。
＃６０「大不祥事、ご禁制のイラスト」
https://kakuyomu.jp/works/16817330669557955667/episodes/16818093082231637411 間もなくやってくる文化祭に向かって南高校パソコン部では、展示する作品を仕上げるべく、全員が一丸となって取り組んでいた。
特に熱心だったのが山岡師匠と横山くんだった。夜中みんなが帰ったあともプログラミング作業を続けるという力の入れようだ。
一体どんな作業をやっているのか、深夜の部室からは、
「すごい……これはすごいですわ」
「むほほほほ」
などと、謎の奇声が漏れ聞こえてくるという有り様だったという。