毎週二回の更新を続けている長編レトロPC青春小説「PC-1987 ~弱小パソコン部のデジタルな青春~」ですが、本日投稿の「#49 セルフ・コントロール」で第三章の「駆け抜ける彼らの夏」が終了です。
次回からは第四章「秋の祭典」に入ります。物語も山場、そろそろ終盤が見えてきました。
現実には、これから夏本番というところですが、パソコン部の4人+αのみんなにとっては、いよいよ秋の文化祭本番がやってくるという感じです。
#49「セルフ・コントロール」
https://kakuyomu.jp/works/16817330669557955667/episodes/16818093079967247568 里佳子先生の勘違いによる騒動は解決したが、順たちの反省は嘘ではなかった。
メイン・ボーカルは、オーディションの結果通りにあくまで西郷だが、順も実紅ちゃんのために心を入れ替えて、コーラスで一緒に参加することにしたのだ。
一関くんはシンセのマニュピレータとして、ステージの後ろでCX7を操作し、曲の進行に合わせて音色の調整などを行う。実はなかなか格好いい、おいしい役回りである。
これで、全員が一丸となって文化祭ライブに立ち向かうということになった。