気がつけば過ぎていた、一度も日記を更新しないうちに。
ここしばらくは月に一、二回更新するくらいに頻度が落ちている私の日記。既に日記の体を成していなかったとはいえ、それでも一度も更新しなかった月は少ない筈。それゆえに罪悪感と「やらかした」感に苛まれている。救いなのは私が日記をサボっていたところで困る人はいないことである。
そんなこんなで、私の中の心苦しさやいたたまれなさを解消するために近況ノートを更新している。
この一ヶ月は(一ヶ月“も”と言うべきか)、本を読むことに時間を割いていた。図書館から借りていたノンフィクションをなかなか読み進められなかったりで、ちょっと手こずっていた。
読むのと並行してウマとリバースの二つのゲームもマイペースに楽しんでいた。特にリバースの「果てなき道を進みて」というシナリオに、脳の中にあるフィクション受容の為のスペースのほとんどが食われていたように思う。モチーフになった『西部戦線異常なし』を読んでみたくなった。
それにしてもリバース(正式なタイトルは「リバース:1999」)というゲーム、ストーリーの中で硬派な体制批判をやるし反戦も唱えるし異なる人種間で手を取り合うことの大切さを訴えるし、尚且つ隙あらば女と女の濃厚なエピソードが語られるしで、「このゲームが作られ人気を博している国には表現規制があるし時にBL作家は逮捕される」という実態となかなかイコールで結びつかなかったのだが、どういう環境でこのゲームが開発されているのかがいやでも理解できるような事が立て続けに起きている。ああ、という他ない。そしてこういう体制のもとでゲームを作っている方々に対して尊敬の念が生じるのだった。
リバース、素晴らしいゲームである(バトルのシステムは正直まったくわからないので単に火力高いキャラクターをぶん回してドカドカボカボカやってるだけではありますが)。
このゲームが円満に完結することと、それを最後まで無事に楽しめることを強く望んでいる。平和であれ。
……あ、そういえばカクヨムコンが始まるそうで。私は参加しません、というか、そもそも参加できない。弾がないので。
現状、創作面における自分の最大の敵は己の中のなまけ心なので、コンテストどころではないのだった。
それでは今回はこの辺で。
今年のうちに日記を一つでも書くか、気晴らしの新作を少しは書き進めたい。