お盆前に更新した前回の近況ノートにて、ここから腹をくくるといったことを言いきったくせに、小説もエッセイも更新せず、結果的に嘘を吐いてしまったのはだれでしょう？
……私ですね。ごめんなさい。
今年の暑さに参っていたり、積んでいた本を読んだり、先ごろ挑戦できるようになった凱旋門賞の壁の圧さに泣いているうちに、八月も終盤にさしかかっておりました。申し訳ありません。ちなみにクラシックの凱旋門賞にまだ勝てておりません。モンジューとは対戦していません。ナリタトップロードさんは無事お迎えしました。オペラオーさんが強くて恐ろしくて格好良かったです。なんのことかわからない方は無視してください。
本日、今月中に読むことに決めていた本のうち最後の一冊に、やっとたどり着きました。これを読んで日記の一つでも書いて、読書感想文にとりかかることができれば私の八月は終わりです。言い換えればこれを読めなければ八月は終わらせられません。がんばらねばです。
そんなこんなでだらしなく過ごしておりましたが、カクヨムでは読者様からたくさんのお星さまやコメントを頂戴しておりました。今月ほとんど更新していないというのに……。ありがたさや晴れがましさでいっぱいです。改めてありがとうございます。
さて、一件のおしらせとお礼が。
旧twitterでは既にお知らせしております通り、先ごろpixivさんにて開催された第五回百合文芸コンテストに投稿していた「オンタリオに着くまでは」という作品で新潮文庫nex賞を受賞しました。一時期カクヨムでも公開していた作品でしたので、その旨おしらせさせて頂きます。お読みくださった方、応援していただいた方、受賞の発表の際にお祝いの言葉をくださった方、選考委員の方々、皆様本当にありがとうございます……。
今後のことはまだまだ不明というか私の気合と覚悟にかかっているような状況ではありますが、よい報告ができるように精進いたします。
それにしても賞に選ばれるような晴れがましい事態と縁遠い人生を過ごしていたので、受賞の連絡を頂いた時から発表されるまでの一か月と二週間ほどの期間、表面的にはいつも通りに過ごしつつも心の中ではずいぶん落ち着かない日々をすごしておりました。それらの日々のことも日記として公開できたら……と現在目論んでおります。