• 現代ファンタジー
  • SF

あざなえる縄。

いつの間にやらクリスマスも過ぎ去って年末です。今年もあと数日でおしまいですね。そんなに急いで駆けていかなくてもいいものを。

時間が飛び立つ容赦のなさを年々実感しているというのに、私ときたらつい毎日をうだうだとだらけて消費しております。クリスマス前など強い寒波に冬季鬱スイッチを押され、ソファの上で毛布にくるまったまま動けなくなっておりました。季節の狂いっぷりが酷かった一年のシメとは思えない冬らしい冬だったと言わば言えますが、寒いのが大嫌いなので正気に戻らないままでいてほしかったのが本音です。

さて、夏頃に開催された百合小説公式自主企画の結果が発表されましたね。それもクリスマスに。
私の参加作は選外という結果に終わりました。寒波に縮こまっていた身にはなかなか堪えましたよ。反面、悔しさによる熱で凍えていた心身が温もり、寒さのせいで危うく失せかけていたやる気も取り戻せました。ありがとうカクヨム、でもいつか目にもの見せてやるよ。
受賞者の皆様、おめでとうございます。陰ながら応援している作家さんが受賞されていたので、後ろの方で腕組みをしている古参のファンみたいな心境になってしまいました。

そんなこんなで、参加作のリンクを一応貼っておきます。ちょっとでも読んでもらえれば浮かばれますので。私にしては珍しく、中年以上の人間しか出てこない非日常要素皆無の百合をやってます。短編です。

https://kakuyomu.jp/works/16817330661132904486

せっかくなのでカクヨムコンの短編部門に投げてやろうかと思ったけれど、選外になった作品が結果残せるものだろうか。……うーん。

このように凍える心身にダメージを与える一方で、生きている嬉しさや喜びをわずかにでも与えてくれるのが、カクヨムさんだったりするわけで。

完結済み作品圧倒的不利な状況をなんとかするよ的な発言をとりあえず真に受け、カクヨムコンに参加させていただ過去作の長編がおかげさまで久しぶりに読まれております。応援やコメント、お星様もいただきました。嬉しい……。嬉し涙で凍りかけた体も溶けてしまいそう。
読者選考突破とかまあムリだし、一人でもいいから新規の読者さんに読んでもらえれば御の字だという気持ちで参加していた今回のカクヨムコンなので、当初の目的はもう達成されたといって良いでしょう。ここで欲をかきすぎるのはいけませんが、せっかくなので宣伝しておきます。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885611315

怪物と戦う特殊能力持ち少女達による百合です(ハーレムとか言ってるし作中に男子が一人出てきますが、百合と言ったら百合です。女と女の間に挟まったりはしないです)。長いけれど気楽な話なので、年末年始にでもお楽しみいただければ。

あと、カクヨムコンの長編部門にはこちらも参加させているので、ついでに目を通していただけましたら。こちらは治安の悪い魔法少女百合です。私の書くものの中ではガールズラブ度が高いものだと思われます。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884961908

それにしても、捨てる神あれば拾う神あり、禍福は糾える縄の如し……といった言葉の通り、悲しみや喜びは表裏一体でございますね。と、それらしい言葉で、こんな夜中(午前3時前)に更新するにしては予想外に長くなった本ノートを締めさせていただきます。
年が明けるまでにはあと一本エッセイでも更新できれば、と思っております。本来なら読書日記を更新するべきなのですが。

それではこの辺で。

それでは

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する