• 異世界ファンタジー
  • ホラー

『#黒茨の騎士』 完結のお知らせ

今回は先に黒茨の方のお知らせを先に。
なんたって完結ですからね。

一応、一段落の部分まで書けたということで
しっかりとお知らせもしておかないと。


『夜咲睡蓮~薄命の吸血鬼と黒茨の騎士~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881284906

急に週一ペースから週二ペースに投稿頻度を上げたので
前回のお知らせから八話分も溜まっております。


第十話 『おはよう』と『おやすみ』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881284906/episodes/1177354054895258002

第十一話 機石人形《グランディール》
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881284906/episodes/1177354054895258410

第十二話 腕の中で眠れ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881284906/episodes/1177354054895258510

第十三話 護りたいもの
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881284906/episodes/1177354054881284917

第十四話 『黒茨の騎士』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881284906/episodes/1177354054887458931

第十五話 当たり前じゃない
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881284906/episodes/1177354054887466932

第十六話 血の目醒め
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881284906/episodes/1177354054895258525

第十七話 だから今日も『おやすみ』を(完)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881284906/episodes/1177354054895258532


というわけで、てんこ盛りのお知らせ。

どんな作品を書き始める時にでも
だいたい『このシーンを書きたい』ってのがあるのですが
今回の連載でもなんとか、そういった部分は書けたので満足。

一話と十四話、十五話、十七話あたりでしょうか。
あとはそこから、話を伸ばしたり繋げたりといった作業が殆ど。
連載中のひねくれ黒猫の設定を混ぜ込んで、なんとかなりました。

前述の四話だけだったら、全く関係ない設定でも書けるものね。
つまりは、テーマだったり、軸だったりする部分なわけです。

白い蕾、黒い茨。眠る吸血鬼に、それを護る騎士。
不死身の身体とは言われても、復活までの一時的な自己の喪失はあるわけで。
(少なくともこの作品では)

実際に死んだことのない吸血鬼は、その死をどう受け止めるのか。

だいたいの創作では、不死身のキャラクターって
自分が不死身なことを完全に理解していて
『別にすぐ生き返るから死んでもいいし』
みたいな態度じゃないですか。

いったい、いつからそうなっていくのかって。
『いくら不死身でも、初めて死んだときは怯えるだろう』
疑問に思ったのもこの話を書くきっかけだったのかもしれません。


……こうして改めて書いてみると
有名漫画の『亜人』を思い出しますね。
主人公はだいぶ早い段階で不死性を理解してたとは思うけど。


ヒロインの死=眠り。
眠るのが怖いというのも、昔どこかで聞いた話から。

『眠りに就く前の自分』と『眠りから目覚めたときの自分』
意識は続いていないのに、同一人物と言えるのか
眠る前の自分が確かにいたと、誰が証明できるのか。みたいな。
どこで見たんだっけな……?

こういう、『どこかで見た細かい設定』が
あらゆる創作の原点になっているんじゃないかなと。


話は少し脱線しましたが
なにはともあれ、『夜咲睡蓮~薄命の吸血鬼と黒茨の騎士~』完結です。

全十七話、62,274 文字。
二か月間の連載にお付き合いいただき、ありがとうございました。

『十万文字だったら本にするよ!』って言われたら、
死ぬ気で頑張って四万文字足しますけれども……
どこかにそんな話は転がってないですかね?


これから先、世界中を旅する二人の話は、いつかまたどこかで。

もしかしたら――
案外近いうちに、意外なところに出てくるかもしれませんが。

まだまだ連載中の作品もありますので、
この作品で少しでも興味を持った方は
そちらもお楽しみください。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する