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『#ひねくれ黒猫』【第418話】投稿のお知らせ!

本日3つ目の近況ノート!
頑張って書いてるよ。
やっぱりたくさん文字を打つのって大変だよね。

で、小説書くのはもっと大変なのよね。
毎日投稿ができる人って本当に凄いなぁ……。

老いとゲームの消化のせいで
ワシは1週間に1話が限界じゃよ……。


ひねくれ黒猫の異世界魔法学園ライフ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881751268

第四百十八話 【ヴァレリア 先輩だからな】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881751268/episodes/16818093074353221737


書き続けて、書き続けて、書き続けて
ようやくヴァレリア先輩の所に辿り着いた回
ずっと独りで続けてきた戦いが、ようやく終わる回。
ヴァレリアとテイルが初めて肩を並べて戦える回。

各部で一応のヒロインが先輩として登場して
その先のルートも考えたりもしていたのですが
やっぱりグランドエンディングはヴァレリア先輩√だよねと。

『ひねくれ黒猫』の主人公はテイル君だったけれども
書き始める前に立てたコンセプトもヴァレリア先輩が中心。

楽しい学園生活の裏側で、学園のため、生徒のために
一人孤独に正体を隠しながら戦い続ける先輩。

先輩を救うための500話といっても過言じゃなかった。
……これ、前にも書いたような気がするな?


というわけで、『ひねくれ黒猫』が
どうしてこんな作品になったのか。


まぁ、スタートはTRPG(SW2.0)用に書いていた
魔法学園を舞台にしたシナリオでした。
なろうに登録する前だったし、今からだいたい10年前だったかな。
当時はまだ2.0だったし、魔法学園のサプリメントも無かったんじゃよ。

ただまぁ、“剣と神々”の設定は完全に取り除いているし
舞台設定も魔法についても変わっておりますので
これを読んで“ソードワールドのパクリ”という人もいないと思います。

そんなことを言ったら、ほとんどのファンタジー作品が
ソードワールドのパクリになっちゃう。


原点はこことして、次はキャラクターの立ち位置ですよね。
この段階で、主人公とメインヒロインの構図は決まってたよ。


『主人公(プレイヤー)は学園の新入生。個性豊かな仲間や教師と
 楽しくハチャメチャな学園生活を卒業まで送る』

主人公は仲間を含めて3~5人のパーティで行動。
“NARUTO”、“ソウルイーター”、“RWBY”……いいよね。
どれの真似というわけでもなく、
自分の中での理想のパーティがそうって感じ。
TRPGでもそんなもんだしね。


Win-CLさんは節操も慎みもないので
自分を育ててくれたといっても過言ではない
名作たちの名前をガンガン出すぜ!


『ヒロインは学園生活の裏側で、学園のため、生徒のために
 一人孤独に正体を隠しながら戦い続ける先輩』

学園ものって当たり前だけど登場人物が多い
それなのに、生徒の一人として誰にも気づかれずに、
孤独に戦うのは不可能なんじゃないの?

というわけで思いついたのが
『その人に関しての記憶をみんなが失っている』
『何らかの理由で主人公たちは例外になっている』
みたいな設定がヴァレリアに生えてきたわけです。

こういうの、どの作品で最初に触れたか分かれるよね。
“CLANNAD”の風子か、はたまた“青ブタ”か。
ヒロインじゃないけど“FF8”でもあったよね。
一次的に記憶から消えるだけならもっとあるかも。


ざっくりとした全体の雰囲気を語るなら

表では“マナケミア”みたいな雰囲気の魔法学校を舞台に
裏では“ペルソナ3”みたいに敵の襲来に備えて戦う
そんな話を書きてぇなーと思ったりして。

ただ、想定時点では全部で60話はぐらいと見積もっても
初心者が書くにはあまりにボリュームが大きいし。
それにプロットも点々としていて、全然中身が埋まってない。

TRPGのシナリオって大筋の枠を決めるのがメインで
実際にどう動くかはプレイヤーに委ねるものなので
簡単に小説にコンバート!とはいかない。

結局、それだけのものを執筆できるだけの力が付くまでは
あくまでネタとして温めておく、お蔵入り状態に。


ひたすら短編を書き続けて、小説を書くことに慣れていき
そろそろ書けそうかな、というあたりで長編にチャレンジ。

初めて書いた長編『電脳戦線黙示録』は
半分ぐらい行き当たりばったりで書き続けて
話数は約70話。文字数は230,000文字。
本一冊には十分なぐらいになったわけですが。


逆に2作目の長編『竜紀伝』は
ガチガチにプロットを固めて書く練習として執筆。
話数は約60話で190,000文字。
こっちもまぁ、本一冊分。なんだ、書けるじゃない。


で、連載のコツも掴めた気がして。
『さぁ、念願だった魔法学園ものを書くぜ!』
となった頃には異世界転生ブームも落ち着いていたけれども

やっぱり自分もweb小説でファンタジー作品書くなら
一作ぐらいは異世界転生ものを書いてみたいなと思ったわけです。


というわけで、設定の変更が入るわけですね。
現地主人公だったテイルくんは、晴れて転生者に。

まぁ、ただ転生させただけでは芸がないので
転生させた意味みたいなのが必要だよねと。

そこで――“風のクロノア”とか、“FF10”とか。
何らかの目的があって作品舞台に召喚される主人公が
Win-CLさんは大好きです。

ついでに言えば、その意味を
『学園生活の裏側で戦い続ける先輩』の設定と
どうにか絡められないかなとなって。

《特待生》や超歪物(アーティファクト)といった
常時なんらかの魔法効果を発揮する異能の設定もあり
これに異世界転生者であるテイルくんを含めて
『世界のバグ』ということにしようと。そんな機序。


まぁ、要するに
いろんな作品の良いとこ取りをしてる作品です。
本当に出来ているかは怪しいけれど。

『やっぱりパクリじゃないか』?
そんなまさか。

創作なんて、自分が今まで吸収してきた作品を
あれやこれやと組み合わせていくもので。
それら全部にどこかが似ているけど
それら全部とはどこかが違う。
そうやって“作品”は紡がれるのだと思います。

完璧なオリジナルなんてこの世には存在しないけど
作品の組み合わせは世界でたった一人自分だけのもの。
オリジナリティってそういうものだと思うの。


この先、誰かが異世界魔法学園ものを書いたとき
もしかしたら、自分の作品に似ている所があるかも
そんなときには『パクられた!』と言うのではなく
『誰かが継いでいってくれている』と言えるようになりたいね。


と、かなりの量のムダ話だったわけですが
こんな感じでよろしいでしょうか。


泣いても笑っても次が最終話。
何か聞いておきたいこととかある?ないよな?
むしろ聞きたくもない話まで聞かせてきたからな?

完結したらどうするかは、はっきりと決まってはいませんが
いきなり新作を書き始めるようなことは無いかなと

それについては、来週、完結のお知らせのときにでも。
ちゃんと投稿も、お知らせもできると思います!
流石にね!

では、また――
完結&来週の近況ノートをお楽しみに!

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