南戸 宇一郎

一週間前に幼馴染の鵜久森蕭に告白されて恋人となった“僕”は、未だ告白された理由がわからず悩んでいた。放課後、彼女と一緒に帰るところ、二人は何かを探す人影を見つける。

電車に乗るのが好きな私が、電車の中で高校に残した後悔を思い返す話

北欧神話のラグナロクをモチーフとしたお話です。主人公は、ヨルムンガンドと一人の女の子。 ※小説家になろう、pixiv掲載作品

人は、みんな老いるもの。 認知症にもならず、人の世話にもならず安らかに逝ける人なんて、そうそういるもんじゃありません。 いつかやってくる「介護の世界」 暗いイメージに覆われたその…

母から頼まれた買い物リストに書かれていたのは『緑のきつね』 これは、「赤いきつね」の書き間違いか？ それとも、「緑のたぬき」の書き間違いか？ スマホを家に忘れて確認がとれな…

「あ！翼さん！お揃いのタトゥーですね！」 そんな言葉から始まった、風俗嬢な私の恋。

「こんな日々がずっと、続けばいいのに」 「夜空に願った」

　主人公、花咲光里に久しぶりに友人毬絵から電話がかかってきた。 「語学留学行かない？」 「行く！」 　即答した光里。 　初めての海外。初めての寮生活。 　そして、久しぶりの恋。 …

俳句・季節の二十句

ある日、ある時、どこかで起こった革命のお話。

産まれてから16歳になるまでスラム街で育った主人公リュウシンは、ある日魔道具の指輪を見つける。 その経験値によってスキル『ガラクタ収集』を習得することになる。 このレアスキルを使…

学園祭の前夜、校庭で僕は縛られて転がされていた。 彼女たちは淡々と作業を続けている。 僕はどうなってしまうのだろうか……。

何をやっても素晴らしい、そんな宇宙人が地球に来て丁度一カ月。 天才的な才能で作ったという肝入りのお笑い番組が今始まる──。

長年同棲してきた彼が浮気していることに気付いた薫。 別れも告げずに家を出ようとするけれど、飼い猫がなかなか捕まらない。

うちの学校には『人魚』と呼ばれてる同級生がいる。どうやら彼女と喋ると寿命が伸びるとか言われてるらしいけど。 ＊夢月七海様の同題異話七月号「人魚と内緒話」参加作品です。

今日、イザベルの婚約者のデイヴィスは学園を卒業し、他国に留学してしまう。 寂しくて橋の上で佇んでいたイザベルだったが。

黄金林檎をカップルで食べると永遠に幸せになる。そう言われていました。 グレーテも愛するマルコと一緒に食べようと楽しみにしていたのですが……。 ＊夢月七海様の同題異話九月号「黄金…

フォロワーさんが何人か参加されていたのと、テーマが考えやすくて参加しました。 『短歌の秋』投稿作品です。テーマは光。 光と言いつつも、なんか闇もあるのは気にしないでください（笑）

……ビッビビッ————ビーッ……。何をしていたんだっけ。暗い部屋で目を覚ました。その部屋の中で自分が何者かを理解していくと……。

ワシの名は、根岸　杜麓。通称ねぎとろ 探偵を生業としている 助手の、溝島　伺勢。通称みぞし と、共に幾多の依頼を解決してきた。 これは、新たな依頼の前のプロローグ。

　美魔女とうら若き女性の間に戦争が、始まった。男は逃げ出し、世界は震え上がった。

　忙しさの中で、地上に羽根を落としてしまった天使。 　人間の姿になって、地上に探しに来ました。

蜂蜜ひみつさまの企画に参加しています。 【てんとれ祭】「１行、100滴、お好きに」使って創作トライ！」 https://kakuyomu.jp/user_events/16817…

140字小説の作品集です。

短編集です。 辛いことばかり起こる世界だけど、ほんの少しだけだけど救いもある、そういう物語の集まりにしようと思います。

書籍化されました。 改稿を重ね、書籍版とカクヨム版では異なる部分が発生しています。 きちんとしたものを読みたい場合は書籍版がおすすめです。 ―――――――――――― 悔しさを、…

朝夕の通勤時間に車窓から見える、浜辺のサーファーを眺めながら詠んだ一首。

もうすぐ秋の彼岸ですね。 お盆の迎え火・送り火の様に、毎年必ずこの時期に咲くヒガンビナ。 この花に導かれるように今年も在りし日を偲びます。

ただの石ではありません。テーマは『光』 子供って、どうして自由な心でいられるのだろう。とっくの昔に失ってしまったものを、子供を通して拾った気がします。

私と竹内くんは、大学の美術部で一緒だった。フェルメールの好きな私と、ソロヤの好きな彼。 作風の大きく異なる彼の絵に、最初のうちは反発していたが、荒々しく力強い筆遣いに次第に魅せら…

青年は会社帰りに、知らない駅に辿り着いた。 近くでは夏祭りが行われているようだ。 覗いてみると、そこはキラキラした世界。 大人に憧れ、夢を抱いていた頃の少年の記憶が蘇る。 ある夏…

2024短歌の秋のお題、「光」とはズレた歌を思いついた場合こちらに載せていきます。 自分でも意外に歌詠むのが楽しくなってきてる！ ゆっくりのんびり思いついた時の更新。

「かわいいはー……、つんでれ？」 「わかった、私、ツンデレを極めるね！」 主人公の記憶にないきっかけで、愛しの幼なじみがツンデレを目指すとか言い出した。 ところが、幼なじみはけ…

にくまんを愛でる、高校生男女のコメディです。

彼女は晩秋の夜、冬を望む。 輝く北極星は彼女の標となるのか、それとも… 晩秋をテーマにした1000文字小説(超短編)

この命さえままならない。 何もかもがうまくいかない、そんなある1日をテーマにした1000文字小説(超短編)

突如部屋に現れた、人の形をした何か。彼女は自らを“天界の遣い”と名乗り、謎の通達書を青年に押し付ける。 〝本日付で、あなたの人生の打切申請の決裁が下りました。つきましては、七日…

　ピンクの長髪を二つに結んだ、ワンピース姿の小さな少女。一見するとただの可愛らしい女の子だが、なんと彼女は、ドラゴンを一撃で屠るポテンシャルを秘めていた！ 　そんな彼女は、尻尾…

　小菊は、いま知っていることばで言えば、「空気の読めない」子だった。それも、極端に！ 　その小菊が言い出した「将来の夢」をはぐらかすために、おれは大瀧詠一の曲の話をした。すると、…

　夫と別れた洋子（ようこ）の家に、今朝まで息子の吉樹（よしき）が帰省して来ていた。その吉樹もいなくなり、この昼から、洋子はまた一人だ。 　淡いシルエットになってガラスに映る自分と…

「1000文字固定」で書いた作品を公開しています。 ジャンルは特に定めていません。 実験作品みたいな側面もありますので、多少内容に不自然感があるかもしれません。 それにつきまして…

人生や夢を諦めかけていた麗奈がふらりと立ち寄った美容院。そこは夜6時から営業するちょっと変わったお店。オーナーさんや働く美容師さんは実は幽霊？！　お客は自殺願望者や自己満足のスト…

『あなたの小説の方角はどちら』（主催者：フィンディル ）https://kakuyomu.jp/user_events/16818093074752698854、参加作品です。

急逝した祖父に届いていた一通のはがき。 『白　八十二手　１２の三』 そこに書かれていたのは、囲碁の着手だった。 十話完結です。

冬至の日の、ちょっとした日常

厨房に置かれた古いパンの山。 毒見人レナートが処分しようとすると、料理長ラウルに止められた。 古いパサパサのパンで、ラウルはいかなる料理を作ろうというのか―― KAC2024・…