このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(140文字)
誰でも必ず歳をとります。そして誰かに助けてもらうようになります。そんな時にこんな風に寄り添ってくれる介護士さんがいたらと思わせてくれるお話です。ハードな仕事の中に小さな喜びを見つけるって難しいですよね。ドジなところも笑えます。とかく、介護は暗くなりがちなのを明るく語ってらっしゃいます。どうぞ、お立ち寄りくださいまし。
新米介護士さんの奮闘です!作者さまご自身もたいへんな人生を歩んでおられますそれがあるからこそ、人にも優しくなれるとはいっても誰にでも老いは訪れます人のお世話にならざるを得ない自分もいつかは……、と考えられても、目の前にある現実、目の前にはない未来をどうとらえるか介護されるものとするもの、その現実が感性豊かな筆致で描かれています