てんとれないうらないの、おポンチな1行が。
(私がてんとれ作者なのでこの表現はOK)
なんとも愛に溢れる、穏やか晴れやか、美しい1行に生まれ変わりました。
短歌と1〜3行ほどの小さな小さな文。それが3つ。
この作者さまは140字の連載をお持ちでして。そこで描かれる作品はどれも色彩描写、その感性が飛び抜けて素晴らしく、惚れ惚れします。
今回のこの作品では、色自体を表す文字や描写は出てきません。
にも関わららず、たった1行から脳裏に浮かんでくる情景の、色鮮やかさよ。
パステルで描いたような、陽の光をを思い起こさるような。
キラキラ愛らしく、甘酸っぱいドロップス。
そしてすぐに思い出を掠めて、溶けてなくなってしまう、澄んだ余韻を残して……
そんな素敵なお作品です。