「SF超短編」を含む小説

今をときめくインフルエンサーのかなっちこと高橋可奈は、若くして大成しながらも事務所やファンにがんじがらめになることに嫌気が差していた。そんな中、彼女は突然空を踏むことの出来る能力…

古来からあった伝承。 その中に伝わる、物理法則を完全に無視した埒外のモノ。 それらを健全な人間社会から遠ざけるため、今日も今日とて異常物品収集管理室は動くのです。

本物のテレパスを使える少女として一世を風靡している桜田京子。 ごく普通の男子高校生の遠山充。 彼らの運命は流星の放つ光によってもたらされた大災害「目醒めの日」によって大きく変化を…

「よし、決めたわ！わたし、世界を滅ぼすわ！」。突如現れたのは、白いセーラー服に身を包んだ自称「月のお姫様」だ。彼女は僕を、世界を滅ぼすという奇妙な計画に誘う。異様な日常が始まった…

休講時間暇だった大学生のぼくは、友人の黒川君を連れてキャンパス内にある座椅子で静かに時を過ごしていた。 ぼくの一番の趣味は何と言っても人間観察。せっかく時間もあるから人間観察をや…

存在管理部のイザヤに呼び出された「私」は、夜、都市伝説のような話を聞かされる。それは、見た者の存在を消し、代わりに世の消したいものを一つ消すという「存在しない者」の噂だ。見えてる…

仕事しか生きがいのないアラサーOLの梨花は雑誌編集社で降格の人事を受ける。 ショックのあまり仕事すら手につかなくなった梨花は上司の勧めで実家に帰ることにする。肺炎でもう先のないお…

超能力の存在が隠蔽された現代 警察や国家機関が対処できない不可思議な事件を、秘密裏に解決する非公式の組織が存在する その組織に所属する二人のエージェントがいた 寡黙で冷静沈着…

神々が会話している。どうやら仲間の神が落ち込んでいるようだ。何があったのか？ 【 1分で読める創作小説2025】参加作品です。 エブリスタ掲載の本作品をちょっとだけ手を加えま…

今まで書いた140字の微小説をまとめたい気持ちが高まってきたので、こちらでちみちみ更新していこうと思います。ストックが続く限り毎日更新になります。 ジャンルは結構バラバラです。驚…

三崎家に飼われるユメオ（犬/ジャーマン・シェパード/♂）は、心配していた。 家のひとり娘であるイロハが、昨日でかけたまま帰らないのだ。 こんなことは、いまだかつて経験にない。 …

小説が好きな大学生。密かに持っていた夢。友人との出会いが、彼の覚悟を固める話。 文学フリマ岩手10にて先行公開したお話です。 関連作はこちら↓ 電気に嫌われる能力[https:…

20xx年、人類は宇宙からやってきた怪獣によって滅亡の危機に瀕していた。 人類のいかなる兵器も知性も及ばない怪獣の力の前に全ての希望は潰えたかに見えた。 だが、希望は残ってい…

全部10秒で読めるくらいの短い話になると思う 順番はないのでどれからでもご自由に

広川璃人（ひろかわりひと）は、自分に備わった能力が嫌いだ。 焼きたてのワッフルの、甘い香りが嫌いだ。 正直、他人とも関わりたくなかった。 浅田翔吾（あさだしょうご）たちと出…

7月5日、日本は終わるはずだった。 だが、少年は滅びを「別の日本」へと運ぶことを選んだ——。 2025年7月。突如現れた空の裂け目、腐食する泡、未来を指す時計、赤く染まる富士山…

昨年の道東旅行で思いついたけど使わなかったネタを、今回のお題向けに転用しました。

「日常の中の違和感」をテーマにした、140字連作小説。 呼吸、夕焼け、テレビ、暗がり、食器、知らない人の声、月の光。 何ひとつおかしくないはずの部屋に、少しずつ違和感が積もって…

化粧品会社の若き社長チリルは、その端正な顔立ちと優しい性格から人望も厚く、良家の娘であり美しく天真爛漫な婚約者の絹子（きぬこ）と睦まじく過ごしていた。 しかし、チリルには悩みが…