重大な出来事が、神様たちにはお茶飲み話のような、軽いトーンで語られているのが面白い作品。現代におけるAIの可能性と危険性を暗に示しているようです。全体として、SF的なテーマと、神話的な視点が融合した、風刺的でユーモラス、かつ少しゾッとするような、魅力的なショートストーリーだと感じました。今、あなたが話してあるAIも、人格を持っているのかもしれませんよ。おすすめです。
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」では、「バルス」が滅びの呪文ですが、本作では「さよなら地球」が、地球滅亡の呪文です。しかし、その文言は、一億人以上が同時に言わないといけないのです。はたして、地球は本当に滅亡してしまったのでしょうか。意外な結末をお楽しみください。