「青い本」を含む小説

ある日、友人が一冊の青い本を見つけた。白文字で絶対なる書と書かれていた。誰かの落とし物と思った友人は警察に届けに行った、俺はそれを見送った。翌日、友人が死体で発見された。その後あ…

モニター越しに幾多の世界を監視する。 それが…僕がこの役目になってから大半の時間を費やしてやってきたことだった。 そしてある時は世界を救いに奔走し… そしてある時は世界を終わらせ…

大学生の『僕』は課題の論文に使う参考資料を探していた。 同級生たちに先を越され、目的の本を手に入れ損ねてしまった『僕』に、アパートの住人が力を貸してくれて……。

その青い本は、ある日突然に現れた。 《どこか別の世界へ行きたい》 そんな儚い願いを、叶えるかのように。 運命の歯車を狂わされた女の名は、日野憧子。 訳も分からぬまま異世界…

　令和四年一月。約十年ぶりに実家に帰って母親と話をしていると、猫が寝ていた棚から、一冊の青いノートが地面に落ちた。 　猫が落としたのか、それとも自然に崩れたのか、よくわからない…

主人公の木立　松葉は学生時代の同級生に 10年間片思いをしていたが、失恋してしまう。 落ち込んでいた松葉は偶然出会った青年、 奏に話を聞いてもらい少しずつに立ち直っていく。 奏は…

　小説家を目指す中学生、小林多聞は題材を求めて伝統ある街にやってきた。 　そこで可憐な少女と出会い、下心を持って翌日も訪れる。しかしそこにいたのは同じ顔をした粗暴な少女。 　会う…

森の奥深くに一匹の獣と過ごす少女 彼女の胸にはいつも一冊の青い本が抱えられていた 森から出る事を嫌い、閉じこもる様に暮らす少女がやがて旅に出る