「箱入り娘」を含む小説

「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」 氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。 「私が何も出来ない箱入…

おあいにく、あたしの婚約者は、あたしに「あいしてる」ということばを決して言ってはくれない、つめたいひとだった。 「はなさん、はなさん」 「なあに、誠志朗」 　ご維新を経ておよそ…

芦屋美耶子は倉橋家に嫁ぐまで、旦那さまとなる御方の顔を見ることが叶わなかった。 なぜか義両親がひた隠しにしていたためだ。 ついにその日、美耶子が旦那さまと顔を合わせると──その…

マグレガー公爵家の一人娘、エステルは箱入り娘として大切に育てられてきた。恋愛結婚を許された彼女は、幼い頃に助けてくれた水色の髪と瞳を持つ男性、ザカライアと学園で再会する。彼はハモ…

　惑星調査に従事するラスティ・スレイド大尉を乗せた艦が、調査惑星を前に敵対勢力ＺＯＣに襲撃される。 　コールドスリープから目覚めたばかりのラスティは艦に侵入してきたＺＯＣから逃げ…

オーフィ王国、この国は大国と呼ばれている程に多くの領地を持ち多くの民が居る そしてオーフィ王国の第4王女、コルネリア･オーフィは美しく心優しい王女として有名であった その正体は王…

前世の記憶が蘇る！――箱入り娘として育てられた王女。実は超新星と呼ばれる類まれな才能を持つ女性だった。 彼女のオーラは、国軍すべての魔術士を膝まづかせる。 しかし、彼女は国内最強…

梅雨の東京、下町の神社で開かれる夏祭り。フリー写真家の怜央は、カメラを手に自然な瞬間を追い求めていた。そこで出会ったのは、茶道家の娘・刹那。着物姿で佇む彼女に惹かれ、怜央は思わず…

お嬢様育ちの響子は恋愛は未経験。デートはおろか男子と食事さえしたことがない。そんな響子は大学生になって初めて親元を離れて東京で暮らし始める。男性と接したことのない響子は興味本位で…

千尋は大学一年生。春香先輩のことが、大好き。そう、大好きなのである。 　千尋は愛が重かった。そして、春香は度が過ぎるほどの箱入り娘だった。それがいけなかった。 　いわゆるメン…

「スター、今までごめんね」 　それがサニーが残した最期の言葉だった。 　呪文とオーバーパーツがある世界でスター・スタイリッシュは、ハゲが治る洞窟を見つける事で世界的な戦争か…

ニライカ一族の生き残りであるアイオは、護衛任務のため平和主義国ノゼアールに向かった。そこで出会う『箱入り娘の王女』イレーナ。次々と明かされていく五つの国の思惑に、二人の少女の運命…

一条ユミナ・・・元宇宙の大魔王 御手洗ミツキ・・救世主の生まれ変わり 中森ウララ・・・別の銀河から転生してきた宇宙人 小湊ヒマリ・・・天使の生まれ変わり 村雨カレン・・・苦手を克…

「君が好き」 下宿右隣の部屋に住むクール美少女から、 「貴方が好き」 左隣の部屋に住むセクシーお姉さんから、 「「一徹／一徹様」」 アプローチがもの凄い。 俺、山本一徹（18歳…

「俺を選んでくれませんか」 出会ったのは、澄んだ瞳の年下男子。 婚約が決められているのに、見境ない恋は許されますか。

　 　曇良瀬（くもらせ）　一途（いと）はひとつの嘘の代償で、異性を前にすると本心とは真逆の行動を取ってしまう呪いを背負っていた。 　｢好き｣は｢嫌い｣に、｢嫌い｣は｢好きに｣――…

「僕ね、女の子が好きなんだ」 その一言が、完璧な淑女として生きてきた静華の世界を変えていく。 厳格な家庭で育ち、自分の本当の想いを押し殺してきた彼女の前に現れたのは、自由で魅力的…

　冬コミケの手伝いをお願い（命令？）された青年。 　先輩のお願い（命令）に、快く（？）頷いたのだった―― 　彼は知り合いの、妹のような幼馴染も誘う（道連れ）ことにした。 　彼女…

　占いが当たらないようなら、当たるようにすれば良いの精神で頑張る箱入り娘のお話です。 　なお、箱入り娘は情緒がバブちゃんの模様。

ちょっと前に書いた短編の供養です。