「昭和の人」を含む小説

【1話1000文字未満の読み切りで、10話で完結です】 たぬきのたぬたぬくんは小さなたぬきの子。 がんばりやさんです。 化けたぬきたちがすむバケバケの森から人間をまなぶために人…

昭和五十年代の、とある町。 高校一年生の「僕」は、毎朝バス停から病院の時計台を見上げる。 屋上で洗濯物を干す若い看護婦さんは、いつも空を見上げていた。 百人一首の歌とともに、その…

１９８５年。女子高生の定子とやちよは河原で倒れていた青年を助ける。記憶喪失の青年は「直利」という仮名で暮らすこととなるが、ようやく突き止めた自分の過去は信じがたいものだった。直利…

【プロローグ】 この記事は以前（2010年）に某ブログにて発表させて頂いていたものです。 この小説は当時のブログの題名と記事を改編して公開させて頂きます。 ◇◆◇ 私は主にス…

転びっぱなしの人生だけど、最終ターンを回った今、雑多に積み重ねられたあれこれを、ひとつひとつ棚卸し。子供だった昭和の話や、自身の創作にまつわる事柄、趣味のお絵描きのことなど、日常…

フィクション 時間だけは……取り戻せないのよ！ 　　　　　　　　　　　ｂｙ　ⅯＩＫ 　　　断り書き 　この物語は、わたくし鐘井音太浪の想像による人物像や世界観で構成します。が…

実話をもとに創作したフィクションです 昭和時代の中でも比較的クセが強い少年たち「ミタライ君と菊男君」にスポットを当てました 菊男君目線でフィクショナルエッセイ風に物語が始まり…

幽霊が見えるだけで他に取り柄のない少女《黒崎美玲》と化け猫《ミッケ》は、家出の途中で怪奇クラブ部長《綾小路薫》と遭遇。 朝まで一緒に過ごすという約束である場所へ向かった。それはあ…

他者への思いやりの物語です…が、少しばっちいです。ごめんなさい。

入院中の旧友を見舞いに訪れるた「私」 怪我のこと、入院生活のこと、あれこれバカ話を続けるうちに、なぜか話はジャッキー映画のことに 途中でもうひとり加わってオジサンたちは昔見たジャ…

ADHD気味の元コピーライターの主人公くる実43歳と60歳バツイチ作編曲家の耕二は、何やかや煩わしい事がありながら、お互いを尊敬し、無くてはならない人として尊敬し合い、助け合って…

1970年代初頭、新潟・中越の雪深い山村。舗装道路すらない故郷に道を通すため、若き官僚・高木は、首相・田中角栄の後ろ盾で地元の利権と祠の因習に挑む。 工事着工の条件は“祠の撤去”…

ボクにとってのまこは初めての友達、初めての恋人、初めての兄妹だった。昭和から平成を舞台にしたボクとまことのモノガタリ。

【あらすじ】 ８０年代始め。携帯もPCも無い世界。 「死にたかった女子高生がイケメンと付き合ったら」のその後。続き。 前田英子＝私。１７歳のお嬢様女子校の高3。平凡。明るい。 家…

【あらすじ】 ７０年代後半、携帯もPCも無い世界。 「死にたい女子高生とイケメン３高男子」のその後。続編。 前田英子＝私。１５歳のお嬢様女子校の高１。平凡。明るい。 家庭は借金ま…

高校時代のほか、家族や知人とのムカシのオモイデを書き留めたエッセイです

昭和の終わり、大学生グループは旅行中に立ち寄った山奥の鉱山跡で、地図に存在しない“集落”に迷い込む。 そこでは、人肉を食らうことが神聖な儀式とされる異様な宗教が生き続けていた。 …

待ち合わせはいつも渋谷のパンテオン前。 制服の彼女が笑った日も、涙ぐんだ日も、そこから始まった。 井の頭線、目蒲線、自由が丘、手紙、コイン、ダイヤル。 “今とは違う時間の流れ”の…

これは昭和の時代が夢見た「未来」の物語。 どこにでもいそうな家族が万博にお出かけする。 ただそれだけのお話なのです。

普通の家族だったはずが、ある日、母親が失踪した。兄は小学４年生、妹は小学２年生だった。そこからこの兄妹は過酷な世界にその身を投じた。 不登校からの脱却。壮絶ないじめ。失踪した母を…