「星の物語 短編」を含む小説

窓のない円い塔「星屑図書館」。 そこに住んでいる孤独な書士コギトの使命は、空から降ってくる流れ星（それは滅びてしまった別の星の物語）を、永遠に忘れ去られないように、静かに守り続…

「奇妙な世界へ通じる扉はあなたのすぐそばにあります。次にその扉を開けてしまうのはあなたかもしれません」 短編集なのでお好きなタイトルからお読み頂けます。

夏の夜、大きな隕石が空を流れました。 ニュースでは「危ない」「こわい」と騒がれるけれど――。 少年ソラには“きらめく贈り物”に見えました。 同じ石でも、コオロギには“夜を照らす灯…

今夜も、そっと夜空に浮かぶ星の声に耳を澄ませてみよう。

人が過疎化し始めたある地方で運営されている図書館で働く僕。 ある日、一冊の黒い本が返却されるが、ページをめくるとそこには自分の名前が刻まれていた。 横には「返却期限：昨日」と書か…

――何も無い夜。こんなときは夜の音がとても心地よく耳に届く にぎやかな星を捨て、一人孤独な小さな星にすむ少年。 少年はこの星で夜の音を聞くことを愛していた。 そんなある日、少年…

地球より遥か彼方の小さな星の物語 運命に導かれ、遠い所から二人は出会う 時間と距離の違う儚い恋のお話。 ※SF要素も多めです。 ※参考までに、キャラデザも描いてみました。是非ご…

生まれたばかりの星の子は、うまく昼と夜を切り替えることができません。 そんなときにお父さんからもらった『いちにちスイッチ』 これを使うと一日をうまく回せるようになるというのですが…

（2024.03.11時点ジャンル別週間順位118位ありがとうございます！） そこは記憶が美しい星になって宇宙（そら）に放たれる場所。記憶の星の保管場所。 　その場所には青白…

ひろーい宇宙のどこかにあるハズの惑星、アンマー。 その星では、複数いる神々の中からたった一人が一番もてはやされる主神《マスター》となる。 選出方法は星の住民による投票方式だ。 現…

見えざる人物：小説そのものがテーマの話です。 滅亡予定日：人類滅亡の日に工場見学へ行く話です。 同僚は唯一神：「悪魔の証明×ハードSF」みたいなイメージ。 震災デマ拡散会議：南海…

音楽創作表現活動家、思考家であるアーティスト、 「Comay」（https://comay.themedia.jp/）が放つ、 十二星座をモチーフにした、新曲の無料リリース企画 …

それは、とある男女が星々を旅する物語。 それぞれの在る意味を見つけるための旅。 彼らは目にする。他の惑星の世界と、それぞれの在り方を。

　ある夜、金色の光が空を流れた。若きグルガであるエントは、丘の上でそれを眺めていた。僧院に戻ったエントは、長であるオノル師から旅立つように指示される。それが彼のフィージョであると…

遠い遠い星の物語を色を中心とした視点で描いた物語。 ※第一回創元ＳＦ短編賞一次落選作。