星々の輝く宇宙(そら)に、青年が一人。そこへ、一人の女性が憂いの表情でやってきて……。幻想的な世界観にうっとりする素敵な短編です。星々の美しい輝き。その星ひとつひとつに込められている記憶。物語を読むと、たとえ辛い今があっても、希望が湧いてくるような思いがします。人の記憶と星の輝きの物語。短いながらも、奥深い短編です。
30分で書き上げたとはおもえない程、素晴らしい作品です。人は誰かに分かってもらえた時に、前世の執着を離れるのかもしれませんね。