「実はディストピアの話」を含む小説

ショートショートの創作論アラカルト。ちょっと一服にどうぞ。　　 カクヨムはMMORPG？ ／ 読み専さんはどこですか？ ／ 読まれずに苦しむ文芸系のあなたへ自主企画のすすめ ／…

酸性雨がきらめき、ネオンが溶け合う三層世界。 ここは、平均気温11℃の工業都市『イレブン・ビオ』 中層にぶら下がるジャンク屋兼エセ中華屋、その名も 『Scrap＆Noodle』 …

【1話完結/短編】生活の全てが「鍵」で管理される世界。俺は自ら鍵を捨て社会から逃げた『自流者』だった。ある日自らにそっくりな顔の自称・弟が現れるが、彼は自分が、国際法で禁止されて…

未来世界にあるものといえばそう、ディストピア飯。 あのプレートに彩度の高いペーストとか乾パンみたいのが乗ってるやつね。 あ～俺も本物の肉が食いたいぜ 果たして本当に本当の肉の方が…

第2回ディストピア飯小説賞 落選作 製造番号：侵略者の【私/二〇二五番】は、侵略始祖級教授である【S一】に呼び出しを受ける。 侵略者養成機関において、優秀であった私が呼び出しを…

貴方の想像する未来はどうですか？ その未来で、人は誇りを持って生きていますか？

物語を書くことが認可制になった世界で、物語の代償に自由を失った”僕”が、再び翼を手にするまでの物語。 もっと紹介文を書きたいものの、酔っ払っていて、何も浮かびません。やったね。 …

「可愛い女の子はうんこをしない」——そんな幻想を信じた青年・鈴木は、ひとつの信仰を作り、壊し、そして再び誰かと笑うまでの旅に出る。排泄と愛と哲学が交錯する、ちょっと不思議で、でも…

STORY 一般市民が音楽を聴く事を禁止された世界 娯楽や刺激に餓える声に応えるように 一つの噂が世間を駆け巡った 「ある駅の売店では 禁止された音楽が聴ける」と それだけを…

　今日も俺は何の悩みもなく、懸命に働く。 　これは皆が幸せで、豊かな国になった理想社会を描く物語。 　いつか起こり得るかもしれない、ディストピアブラックジョーク。

世界は欠けていた。人間型や自然型の歯車でそれを埋めている。 人間型の女は白い蛇を愛した。

誰もまじめに取り合わなかった兵器で、地球そのものが粉々になる羽目になった、冗談のような終焉。 その滅びと面しながら、主人公は託されたモノと向かい合う。奇蹟を科学に落とし込んで成立…

『おはようございます、ご主人様。素晴らしい一日が始まりますよ』 　スマホに向かって少女が声を掛ける。 　少女の名前はアメリダ・ラヴピース。 　この世界に住む全ての人間の為のメイ…

【あらすじ】 はるか昔、発展し尽くされた世界が滅びた。 宇宙から降り注ぐ大量の隕石は、大地をすべて海に流した。 だが、一つの人工島だけは無事だった。 どこからともなくやってきた…

ディストピアと呼ぶに相応しい東の国の工作員、ミアは独裁者から受けた指示でテロを行う。 しかし辿り着いた西の国はミアが見たことのない豊かさであった。 やがて間違いに気付いたミアは──

ある王国で開かれた饗宴に招かれた一人の男は、かつて訪れた地で目の当たりにした、魔訶不思議な光景の数々を王に語った。 それは事実か、或いは男の口から出まかせなのか。 どこかにあるよ…

その箱は、開けてはならぬ黒い箱。

～人間がモンスター化した世界で生きる男（サキュバス）の物語～ 「サキュバスになっちゃった……。でもオレ、男なんだけど？！」 現代日本で人間が突然モンスター化する奇病が発生し、…