「存在する私に」を含む小説

蔵本開（くらもと・かい）はお父さんに改造されている！！ 少し先の未来。人間は体を機械に換装出来るようになった。 マッドサイエンティスト？なお父さんは開の体を夜の内にこっそり改造し…

「この世」のすぐ隣には、「あの世」が存在する。私たちは「異界」と呼んでいるが、「地獄」と言い直しても構わない。それにふさわしい「魔物」が徘徊しているからだ。「魔人」「妖怪」「邪神…

現実に存在する「私」は、突然異世界に瞬間移動し、その世界でも「私」は存在することを認識する。果たしてどこが本当の「私」の存在する次元なのか。同時に存在し、ある瞬間異次元の「私」と…

　解剖という、理解されにくい嗜好にもきっかけとなった女性がいる。 　生物教師の赤坂先生は、私に初めて人が見てはいけない領域、という禁断を教えてくれた人だった。 　その女教師が教室…

宇宙人は存在する。 私の知る奴は宇宙人だった。

どうも皆さん！太刀川千尋です。今回は私が友人と三人で心霊スポットに行った話をしようと思います。かなり怖い思いをしたので、記録として書こうと思います。 なぜ、心霊スポットに行こう…

地球が存在する私達が暮らしている太陽系によく似た恒星系が舞台のお話し。 ちょっぴりストーカー気質で勘違いしがちな女の子が異世界で大聖女扱いされたり、料理したりエルフの集落を殲滅し…

　この世界は箱であり、上位の存在の采配によって生死をも操られてしまうような場所であった。 　箱と箱の狭間、忘れられた世界でただ一人存在する『私』の話。

「お母さん、この箱ちょうだい」って言ってもらったお菓子の空き箱に、好きなものだけ詰め込んで、大事に抱えて、眺めているだけで満ち足りた気持ちになる。 生まれて来た意味が、そんなよ…

ある地方にある、 人口1,000人にも満たない小さな《結子(すくね)島》には古くから伝わる『海女伝説』があった。 そんな島に、代々《海女》を生業(なりわい)とする家に生まれなが…

この世界には光と影の二つが存在している。 それは、表と裏とでも解釈は出来る。 逆説的に考えると、この世界には表と裏しか存在しないのだ。 と、いう考えは間違い。 実際に我々のいる…