「和モノ布教し隊」を含む小説

　戦国時代の日本と似て非なる異世界の島国・和国。 　皇祖神を奉じる神宮の社領・伊勢では、圧政に耐えかねた民衆が、天竺より来訪したという龍神の加護を受けて蜂起した。神宮を倒して下克…

酒は飲んでも飲まれちゃいけねえ。 江渡城下の岡場所で使いっ走り兼用心棒をしている平蔵は、酒に酔った帰り道めっぽう美しい一振りの刀を手に入れた。 金になりそうだと長屋に持ち帰った翌…

振袖を着つけてもらったミヤは、片思いの相手と初詣に行くはずだった。 待ち合わせ場所で、彼が、別の少女と楽し気に話しているところを見るまでは。 逃げて、逃げて、逃げて。 行きつい…

明治元（一八六八）年十一月。旧幕府軍が軍事拠点を敷く箱館を目指し、十九歳の若き侍・白銅雪克は陸奥の雪山を進んでいた。しかし、猛吹雪により雪克は遭難してしまう。 そんな彼を助けたの…

江戸の一部を騒がせる、血を吸う妖怪の噂。小料理屋「かさね屋」でその話を聞いた浪人・相川辰馬もその噂に巻き込まれていく。 ※「きつねと同心」と同キャラです。 ※似非江戸時代もので…

嫌われ者のわたしは青竜王様、カズチ様の元に嫁ぎました。 それから毎日、カズチ様がごはんを作ってくださいます。 ――青竜王様の作るごはんは、とても美味しいのです。 ＊同じものを小…

　主人公は、一年前に家族を亡くして天涯孤独の大学生。土用の丑の日、大学の外国人女性講師から食事に誘われたのだが、何故か連れて行かれたのはウナギではなくウサギ料理の店だった。外国人…

嫁ぎ遅れながらもようやく婚約できたと思ったら、蛇神様の花嫁に選ばれた。 おい待て嘘だろ？婚約を解消しないといけないじゃないか。わたしの労力返せよー！！ これはそんな二十代後半の女…

　高級老人ホームに勤める主人公は、入居者の老人から、終戦直後に食べた思い出の味を、死ぬ前にもう一度食べたいと依頼される。 　調べて行く内に、それは特殊な食材が必要と知った主人公は…

なろうに投げてるのと同じ

あなたと二人、祭り囃子が聞こえない部屋で。 Twitterで見つけた企画タグに惹かれて勝手ながら投稿させていただきました。 少しでも皆様の夏の暑さを乗り切るお力になれれば。