「双子の竜」を含む小説

ヤマト帝国の宰相に双子の男子が産まれた。彼ら実は天空の竜の生まれ変わりだった。双子の片割れ珠水彦（スミヒコ）は夢を操る能力があり巴矢彦（ハヤヒコ）は武芸に秀でていた。ある夜、珠水…

竜の双子は人となり、世界を渡る。 時に悪へと。時に善へと。好き放題に動き回って。引っ掻き回す。 竜が与えるは平穏か、混沌か。 竜の双子は人となり引っ掻き回して、笑っている。

トコワ国の上空には竜たちの棲む星空の世界が広がっている。 年に四度、四季の神殿に贈られた竜の卵を孵すのは“托卵の巫女”の役目。二百年ぶりに二つの卵を預かることになった夏神殿は、双…

〈額は天才、 背骨は剛毅、 腕はえばりんぼで 脛は気が早く、 足は軽やか、 胸は狂喜 ……掌は繊細〉 　　　　　　　　 わたしの掌には竜の鱗が二枚埋まっている――士官候補生村上な…

　刻印術師と呼ばれる家系に生まれた三上大和だが、事故によって異世界ヘリオスオーブへと転移してしまった。 　右も左も分からず帰る方法すら分からない大和は、白狐の獣人プリムと出会い、…

魔霧混じりの灰色雲に覆われた、死の国と呼ばれる赤き大地。志半ばで倒れた青年、ハロルドの姿があった。仇である赤銅色の竜を追って、空を目指していたはずだった。彼に惹かれ流星の如く飛来…

　様々な種族が住む世界に、竜魔族として産まれたディルヘルム。彼は双子の兄・ヴィルヘルムと同じく、種族を率いる宿命を持った運命の子だった。 　周囲に言われるがままに、次期族長とし…

「ようこそ！異世界より召喚されし勇者様！我々のために世界の、そして人類の敵である魔王を打ち滅ぼしてこの世界に平和をもたらしてください！」 　と、勇者として呼び出された筈なのに、…

６才になるソフィーは、病気になった弟のゼフィーの代わりに、シェルベルン王子のお友達を作るためのお茶会に出席、なぜか王子にいたく気に入られてしまう。それから１０年間、いつも一緒にい…

封印された双子の竜の話（※重複投稿しています）

奪われてばかりではいたくないから仕返し（※重複投稿作品）

神秘を纏う竜の国を襲った突然の地震。 未曾有の災害に動揺する王女ナターシュに救いの手を差し伸べたのは、国交のない北王国の王子を名乗る赤毛の男エドワルドだった。 「北の悪魔」と…