「初夏 中学生」を含む小説

5月の誕生日の前日に、隣の席の「君」がご朱印帳をくれたの。 嬉しいけれど恥ずかしい。そんな熱心にお詣りするほど、わたし、信心深くない。 （以前投稿した話のリライトです）

テーマ『ささくれ』 1984年の初夏から夏にかけて。 複雑な家庭環境。男の人が怖い、早瀬優実《はやせゆみ》。 中学三年、春からときどき見かける男子にシンパシーを感じていた。 …

第１怪　念願のマイホームを手に入れた「私」達は新しい日常を送ることになるが──……。 第２怪　ある夜、高校生の「アタシ」は金縛りにあい──……。 第３怪　大学生の「オレ」が友…

生まれ付き『色』が抜け落ちた少女、アオイ。才能も、容姿も、何もかもに恵まれていながら、ただそれだけが彼女には無かった。たった、それだけだった。 『普通の人』からの悪意に耐えかねて…

１９８３年初夏。班対抗合唱大会に備え、団結力を強めるため富士山麓ハイキングに来た陽光原第一中学校１年１組１班の７人だが、男子がふざけて青木ヶ原樹海の中に入っていったことから道に迷…

　織部加奈。　中学校二年生。 　その二年生の初夏の六月の事、遠足の帰り道だった。 　彼女と、２７人の同級生が乗ったバスは、山の中腹からガードレールを突っ切り、緑の大地へと落ちて行…

2020年6月『カクヨム2020夏物語』中間選考に残りました。 ≪あらすじ≫ ２０２０年の初夏。 僕は中学生になっていたが、新型肺炎の影響で中学校には行けずにいた。 実は休校…

あるありふれた、恋のはじまり。