「二胡」を含む小説

　記憶を失い、街で彷徨っていた少女・雪梅は、ある優しい店主に拾われ、藍天酒家で働き始める。そしてそこで出会ったのは、不思議な魅力を持つ二胡の音色。その音は、失われた記憶の奥深くを…

異世界に転生することになった主人公・二胡（にこ）。神の話をよく聞かず、運にステータスを全振りしてしまう。 落とされた先の異世界で、体力のない二胡は早速死にかける。しかし、偶然手に…

かんかんのうは、長崎に伝わる音楽である清楽の一曲です。意味のない歌だそうですが、それが全国的に流布しているのは珍しいので、小説にしました。胡琴とは、清楽に用いられる小さな二胡に似…

辰国で有名な楽人の一家である周家。その正統後継者として晴れて認められた周羽は、殿試に通り殿中の楽人として名を連ねることになる。慣れない殿中の中で気軽に声をかけてくれたのは、稀代の…

秦青国きっての遊里、南市にある高級妓館、金花楼。 二胡弾きの玉蘭は、崖っぷちだった。 指名の取れない妓女に未来はない。このままじゃ来月、お給料もらえないかも！冷や飯生活は嫌！ …

自主企画「筆致は物語を超えるか」に参加させていただきます。 ２作目ですが、よろしくお願いします。 登場人物 ・太史 詞：秦帝国史官の長 ・楊 葵　：詞の親友、史官 ・詠　　 ：…

　実在した盲目の音楽家、阿炳をテーマとした短編の2作目です。今回は琵琶曲「昭君出塞」、二胡曲「寒春風曲」に題をとりました。

　実在の音楽家の曲から着想した短編です。名前も其処から拝借しました。

グローバル化の促進により、一部の言語圏のみが恩恵に浴するようになったことや、国や民族や言語を超えた結びつきを強固にするためという理念に基づき立ち上げられた世界共通語会議。今年もま…

たくさんの詩を書いてきました。気ままに紹介していきます。

ある日、華岡が衰弱した女性を連れてくる。杉三たちが一生懸命話しかけても通じない。かろうじて水穂を通訳にして交流し、やがて彼女は、杉三たちになくてはならない存在になって美千恵の経営…