「不在 ミステリ」を含む小説

　高校生の『僕』はクラスメイトの山田に殺意を抱くが、逮捕されるのは避けたかった。 　折よく行われる文化祭に紛れて山田の殺害を計画するが……。

ヴァレンタインの当日の放課後、乃木口は同級生の女子からある相談を受けるーー。 「じつは、誰にチョコを渡して、」 「誰に渡していないのか、分からなくなっちゃったの。」 それは義理チ…

死体があったと仮定する欲望は自殺をもたらすのかもしれないが、生者でなければ自殺はできない。

探偵がいない探偵小説で、探偵をさがす少年探偵と怪人の話。乱歩パスティーシュと名乗るのもおこがましい、登場人物が登場人物のまましゃべるタイプの胡乱な似非メタ怪奇ミステリ。連載本文は…

怪異譚や都市伝説の関わる風変わりな事件ばかりを解決する探偵、「藤間 澪」。 そして彼女を「怪異殺し」と信じ、弟子を自称する助手の「名張 桃瀬」。 此度の怪異は”殺戮オランウー…

待盾警察署刑事課神秘対策係とは、「特異点都市」待盾にのみ存在する、「オカルト事件」専門の部署である。 今日もオカルトの正体を暴くべく、生真面目猪突猛進娘・八束と強面スイーツ野郎・…