「パニック（微）」を含む小説

　典型的な根暗系陰キャ氷室 零(ひむろ　れい）が、いつもどおり誰にも合わないよう、迂回して下校しているときのことだった。急に地形が変わり、零はそれに巻き込まれてしまった。 　 …

――貴方はわたしの誰よりも大切な『××』。 よく聞き取れない声でそう言って、死神は小さな笑みを浮かべた。 アルビノ気質なその少女には、すべての記憶がなかった。 しかし、そ…

それは唐突にやってきた。 神のいたずら、悪魔の気まぐれといえるほど唐突に。

短編賞創作フェス第2回「危機一髪」参加作 ※非常にカオスです ※ジャンルが分かりません。強いてつけるなら、Ｂ級サメ映画 （あらすじ） 青年・ホージーは駆け出しのミュージカル俳優…

ウダウダ茹だる夏の夜。主人公こと澪菜はファンタジーでファンタスティックな存在と相対する。 勝手な責任転換と理不尽な条件を呑まされて 邪神との生活が始まっていく！ その日から、主…

僕は人間様に比べたらちっさい微生物なんだけど、 何故か人間様が先に滅びた。 僕たち、微生物はでっかいビルや、 スマホ、インターネット、ミサイルとか飛行機とか作れないです。 …

とある魔族によって『シヴァ』と名前を付けられた一匹のゴブリン。シヴァはその名付けによって強力な魔力と強靭な肉体、それに知性と大きな野心を手に入れた。 しかし、ゴブリンの中では特異…

※最後の方に少しグロい描写があります。 これは現代ファンタジーなのか、それともSFなのか。そのどちらでもあって、どちらでも無い、そんな作品な気がします。 ただ書きたいものを書い…

ブルース邸で働くメイドのセラはもの静かな少女。主人の娘であるメアリーの年が近い遊び相手として雇われる。 やさしい主人とお嬢様とゆかいなメイド仲間に囲まれ、充実した生活を送っていた…

また、この夢だ……。 高校一年生・緑川優也を悩ませるのは首なしの少女の悪夢。やがて昼夜問わずその少女が幻覚として現れ始め、同時に彼の周りで次々と頭部を失った死体が発見されていく。…

十六歳になった天城夕夜は、自身に宿る蓄電と放電の能力が雷撃となって繰り出せることに気づき、その力を世の役に立たせようとするも、上手くいかない。何をやっても駄目でドジばかりだけれど…