「カクヨム甲子園 糸」を含む小説

　私のパパは発明が趣味。 　休みの日は、私もママも放っておいて、いつもイソイソとつまらない発明をしている。 　なんで『つまらない』と言うかって？ 　だって、毎回、パパの発明の実…

　ある県で女子高生をバラバラにして殺す事件が起こった。そしてこの事件を起こした犯人も死亡。2人の遺体の左手の小指には、黒い糸が絡まっていた。 　そこからだった。『黒い糸』という噂…

運命の糸が伸びる世界で、俺だけが運命の糸がない。

KAC20232第二回企画「ぬいぐるみ」 伽藍堂の主人である月城朱がぬいぐるみ及び人形について戯言を語る。

幼少期から、自分の幻覚である『糸』に悩まされている少年、天宮紘。 高校2年生になった彼の元に現れたのは、人間には必ずあるはずの糸が無い少女、織田倉結衣だった。 こちらは 【『…

手先が器用な高校生、柴﨑行雄が、屋上で有馬弥咲と出会う。彼らはいったいここで何をしていたのだろうか。

──糸の繋がった先は、片想いをしていた親友だった── 未練を残された死者は3日間現世に残り、黄昏時にだけ未練の相手に視えるようになる。 その3日の間に成仏してもらうために、死者…

俗に運命の赤い糸と呼ばれる“人の恋心”が視える少女と、叶わない恋の糸の話

SC‐004 〈div.000＝000＝000〉 〈img＝9eTa971〉 〈div．id＝ｗARaU＝37＝128√e980〉 体があるから意志は消えない。 魂とは何だ…