「すれ違い ラブレター」を含む小説

男子高校生は決意した。今日こそは好きな先輩に想いを伝えると。彼の先輩に渡すラブレターをこしらえて茶色の封筒に入れ、手に持ったまま満員電車に乗った。 満員電車の中には国家反逆を企て…

　これは、夫クラウスが愛する妻アリーナへ送った、最初で最期の愛の手紙。 　

梅雨の放課後。友達にラブレターの『配達』を頼まれたリツコは、間が悪いことに同級生の男子に遭遇してしまい……。

【全八話・短編】成谷智人《なるたにのりと》は、猛勉強の末に隣町の進学校へと入学し、そこで幼なじみの松宮美咲《まつみやみさき》に告白することを決める。喋りに自信のない成谷はラブレタ…

学校帰りの秋葉原駅。そこでぼくはヒロミに呼び止めらた。 なかなか用件を切り出さないヒロミ。 業を煮やして問い詰めると、それは信二が書いたラブレターの意味だという。 先輩。残酷です…

高校三年生の秋、未だに幼馴染という関係のままの二人は、『すき』の意味の違いに振り回される。

令和最初の夏。 平成元年生まれの主人公は祖母との会話の中で、自分との確執がありながらもそのすれ違いを埋めることがないまま亡くなった祖父の想いを知る。 湧き上がる祖父への興味。それ…

あの日のすれ違いが生んだ、初恋の終わり方。

いきなり目の前がブラックアウトしてしまったあずさ。 なにがなんだかわからない世界に放りこまれてしまったが、それでも『ラブレターを届けたい』という想いで、あずさは大好きな航平くんに…

『イベリス』＿心をひきつける *隣の席になった男の子は、いつも貼り付けたような笑顔を浮かべている。そんな彼のことで困っているにも関わらず、気になってきて＿＿？ 『スイセン…