概要
恋と愛はすれ違う
高校三年生の秋、未だに幼馴染という関係のままの二人は、『すき』の意味の違いに振り回される。
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- ★★★ Excellent!!!中の思いと思いの仲と、
仲が良くてもあくまで他人同士であることは変わらない。
自分にとっての当たり前は、誰かの当たり前ではない。
やっぱり自分と他人(ひと)は違う、だけど、だけれども同じ思いはそこにだってある。
それでも、それは行動に至っているのか、意識し続けていたことなのか。
同じ思いと思ってたって、それは本当に相手が思っているのと同じなのか?
自分が思っているのと同じなのか?
思い込んでいたら、思いもしない。
思いと思いの擦り合わせ。
その思いを二人の「間」で、自分と他人の中にではなく、二人の間で表していく。
二人の間に、二人の仲に。
人と人との間に愛を求めていくってことは、こういうことだった…続きを読む